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ウェーぃとヲタの寓話

むかしむかし、日本のとある町に、「ウェーぃ」と呼ばれる若者と、「ヲタ」という若者がいました。

ウェーぃは、どんな時でもテンションが高く、飲み会やイベント、クラブに繰り出しては「ウェーぃ!」と叫びながら友人たちと騒ぐのが大好きでした。

大学時代から毎晩のように合コンに繰り出し、SNSには豪華な食事や旅行の写真を投稿し、「リア充」の象徴のような存在でした。

彼は「今を楽しむことが人生だ!」と信じ、働くことよりも遊ぶことを最優先にしていました。

一方、ヲタは幼い頃からプラモデルやイラスト、プログラミング、アニメ制作に夢中で、休日は部屋にこもって黙々と技術を磨いていました。

彼にとっての楽しみは、同じ趣味を持つ仲間たちと深く語り合い、新しい作品を作り出すことでした。ウェーぃとは対照的に、飲み会にはほとんど行かず、派手な遊びには興味がありませんでした。

しかし、彼の作るプラモデルは非常に精巧で、オンラインの趣味サークルでは高く評価されていました。

大学卒業後、ウェーぃはとりあえず大手の広告代理店に就職しました。しかし、彼の生活スタイルは変わらず、給料のほとんどを毎月の飲み代や旅行、ブランド品に使ってしまいました。

「人生楽しまなきゃ意味がない!」と派手に遊び、貯金など気にすることもなく、ボーナスが入ればすぐに海外旅行へ飛び立ちました。

一方、ヲタはメーカーの設計職に就職し、仕事の傍ら趣味の活動を続けました。彼は地道にスキルを磨き、休日にはYouTubeでプラモデル制作の動画を投稿したり、オンラインショップで自作のガレージキットを販売したりしました。

最初は少しの収益しかなかったものの、徐々にフォロワーが増え、彼の技術を学びたいという人が増えていきました。

ウェーぃは30代になると、遊び仲間の多くが結婚し、落ち着いた生活を送るようになり、誘っても「もうそんなに遊べないよ」と断られることが増えていきました。

彼は相変わらず独身で、結婚どころか貯金すらなく、むしろカードローンの借金が増えていく一方でした。

さらに、職場では後輩がどんどん成果を上げていく中、自分は仕事に対する熱意もなく、いつまでも「若さ」だけで乗り切れるわけではないことを痛感し始めました。

しかし、転職しようにも特別なスキルがあるわけでもなく、会社にしがみつくしかありませんでした。

一方、ヲタは趣味を活かして副業が軌道に乗り、ついには会社を辞めて独立することを決意しました。

彼のYouTubeチャンネルは10万人以上の登録者を抱え、オンラインのホビー教室も人気を博していました。

自作の模型やフィギュアはコレクターの間で評判となり、高額で取引されることも珍しくありませんでした。さらに、彼は投資にも興味を持ち、堅実に資産を増やしていました。

やがて歳を重ね、定年が近づいてきました。

ウェーぃは会社のリストラ対象となり、退職金も期待できず、年金だけでは暮らしていけない状況になりました。

彼はSNSで昔の仲間に「ウェーぃ!久しぶりに飲みに行こうぜ!」と声をかけましたが、ほとんどの人は家庭を持ち、もう昔のように遊べる時間はありませんでした。

彼は独り寂しく、安アパートの一室で缶ビールを片手に、スマホで過去の写真を眺めるばかりでした。「俺の人生、楽しかったはずなのに……」とつぶやきながら。

一方、ヲタはというと、老後になっても変わらず趣味を楽しんでいました。

彼のオンラインホビー教室は定年後のシニア層にも人気があり、「第二の人生を楽しみたい!」と学びに来る人が増えていました。

彼自身も健康で、老後も変わらず創作活動を続けながら、たまに海外の展示会に足を運んだり、若いクリエイターたちを支援したりと充実した日々を送っていました。

彼はふと思いました。

「結局、楽しい人生って、その場限りの快楽じゃなくて、長く続く楽しみを持つことなんだな。」

そして、彼は今日も新しいプラモデルを手に取り、ワクワクしながら制作を始めるのでした。

教訓

この物語は、決して「遊ぶことが悪い」と言いたいわけではありません。

人生には楽しむことが大切です。

しかし、それが一時的な快楽にすぎない場合、年を取ったときに何も残らないこともあります。

一方で、趣味やスキルを磨き、それを続けていくことができれば、歳を重ねても楽しみが尽きることはありません。

「ウェーぃ」と「ヲタ」、あなたはどちらの人生を選びますか?

おーら
AIにパリピとヲタをありとキリギリスに見立ててリアルなおとぎ話作ってと頼んだんだけど、読んでみれば自分がどちらも持っていないのに腹が立つ。遊んではいたけどウェーぃじゃないし器用貧乏なのでヲタのように手に職もない。頼んでもいない教訓をつけてくれるのもCHATGPTの最近の優しさか。あとプラモのYouTube登録者が10万人というのも妙にリアルだw 変なグラビア系プラモ製作者以外はそのあたりが天井だよな。
Categories: 社会派風
おーら: