詐欺電話もここまで進化すると対処が難しい

スマサポ動画を久しぶりに観た。

警察署の正しい電話番号から詐欺電話がかかってくるらしい。

当然受けた際に警察署の電話番号かはわからないが、有料で詐欺電話番号をデータベース化して通知するアプリのとびらフォンなどで着信をしていると逆に普通に着信を受けてしまう。

そして何かで警察のお世話になった直後とか、精神状態が非常に悪いとか、歳を取って判断力が低下しているとあっさりひっかかってしまいそう。

先日、商品配達を待っているタイミングで外出して帰宅した時に運悪く「不在なので持ち帰りました」という詐欺SMSがヤマト運輸を偽装して送られてきた時は一瞬リンクを踏みそうになり、「いやSMSはあり得ない」と思いとどまった。

元NTT社員のスマサポ姐さんでもかかってきた詐欺電話に怪しいと思いつつ話を続けていたくらいだ。

タイミングや環境などの条件が揃うと、あり得ない詐欺手口でも引っかかってしまう可能性がある。

詐欺師の掛け子は下手な鉄砲数撃ちゃ当たるを狙っている。


近年、警察官を名乗る詐欺の手口が巧妙化しており、実在する警察署の電話番号を偽装して被害者に連絡を取るケースが確認されています。この手口では、着信画面に警察署の代表番号が表示されるため、受け手は本物の警察からの連絡と信じ込んでしまう可能性があります。 

詐欺の典型的な手口:

1. 電話の受信: 被害者の携帯電話に、警察署の代表番号が表示された着信があります。

2. 警察官を名乗る: 電話に出ると、警察官を名乗る人物から「あなたの口座が犯罪に利用されている可能性がある」といった内容で連絡があります。

3. SNSやビデオ通話への誘導: その後、SNSのメッセージやビデオ通話に誘導され、警察手帳や逮捕状の画像を見せられることがあります。

4. 金銭の要求: 「資金調査のために、一度全ての資産を指定の口座に振り込んでほしい」と指示され、被害者は指示に従ってしまうケースがあります。

被害の現状:

警察庁の報告によれば、2023年の特殊詐欺の認知件数は19,038件、被害額は452.6億円と、前年に比べて増加しています。 

対策と注意点:

• 冷静な対応: 警察官が電話で資産状況を確認したり、金銭の振り込みを指示することはありません。このような連絡を受けた場合は、一度電話を切り、家族や信頼できる人に相談しましょう。

• 折り返し連絡の慎重さ: 相手から教えられた番号には決して折り返さず、公式に公開されている警察署の代表番号に連絡して確認してください。

• SNSでのやり取りの警戒: 警察官がSNSで連絡を取ることはありません。SNS上で警察を名乗る人物から連絡があった場合は、詐欺を疑いましょう。

• 国際電話の着信拒否: 国際電話番号からの着信を拒否する設定を行うことで、不審な電話を減らすことができます。固定電話の場合、国際電話の発着信を無償で休止できるサービスがあります。

まとめ:

詐欺の手口は日々進化しており、警察官や公的機関を装った連絡も増加しています。どのような場合でも、突然の金銭要求や個人情報の提供を求められた際は、慎重に対応し、公式な連絡先を通じて確認することが重要です。不審な連絡を受けた場合は、警察相談専用窓口(#9110)に相談しましょう。

おーら
おーら
知らない番号からの電話には出ず、まずは留守電の内容を確認し、折り返す場合も直接かけ直すのではなく、公式サイトに載っている代表番号にかけて取り次いでもらうようにしたほうが安全だろう。

固定電話はすでに着信音を切り、留守電を確認してから折り返す運用にしているが、携帯電話も同じ対応にしないと、いつ詐欺に引っかかるかわからない。

もはや「携帯」電話とは言えない状態だ(笑)。

携帯キャリアも、もっと詐欺電話対策を強化しないと、音声通話の利用者がどんどん減ってしまうのではないだろうか。


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