ジム通いを再開して約2ヶ月経過するのだが体重が一向に変化しない。
BMIは標準以下なので一見は体重をこれ以上減らす必要が無さそうだがウエストが84cmであと僅かでメタボ基準に戻る。
退職当時はウエスト90cmで完全にメタボでジムで7kg減らしてダイエットの効果があった。
しかしそこから減る気配がないし昨年の大腸癌手術後3ヶ月程ジムにほとんど通わなくてもここ2ヶ月週3〜4回通っても何の変化もないので不満が溜まる。
そこで短期決戦と考え10日間に限定してジムに追加で食事制限を行うことにした。
そういえば勤めていた最期の方に夜だけ炭水化物ダイエットをしていた。
あの頃はランチは外食なので炭水化物の制限が夜しかできなかったが今なら1日中可能だ。
さすがに10日間の完全糖質無しは糖質を貯めやすい体質になりリバウンドしやすくなるので適度に摂る。
ルールとして朝はこれまで通りにパン1枚にジャム、昼夜は当日ジムに通った日は茶碗一杯分の糖質をとってもいい事にして運動がない日は炭水化物のみとする。を抜く。
10日間でもかなりキツイと思うので飲み物は人工甘味料のジュースであまいものの乾きを癒す。
そこでとりあえずダイエットキットを買ってきた。
左上はこれまでコーヒーにはセブンプレミアムのクリーミングパウダーを使っていたがトランス酸脂肪ゼロのクリームを使うことにした。
終了したらコストの関係でクリーミングパウダーに戻す予定だ。
低糖質のお菓子は半額だったので買ってきた。
いくら低糖質といっても相応に食べれば太るので夜腹が減って眠れない時専用になる。
あとは人工甘味料ジュースだ。
トップバリューのジュースは100円とコスパがいい。
ペプシのジャパンコーラゼロは180円もしたのおいしいのか?と試しに買ってみた。
人工甘味料で血糖値が上昇しないのは確認されているので0kcalなら飲んでも太ることはない。
カロリーオフやカロリーゼロ表記はカロリーが含まれている可能性はある。
ジュースの人工甘味料については賛否あるものの否定に値する根拠は見つけられない。
唯一有名なのがマウスにサッカリン、スクラロース、アスパルテームを与える実験でサッカリンが腸内細菌叢に影響を与え耐糖能を悪化させたという研究だ。
そして人間でも7人の被験者で影響が出たらしい。(NHKガッテンの実験じゃ無いので被験者が7人でいいのか?と気になる)
耐糖能低下をわかり易くするとインスリンの効き目が低下し血糖値が下がりにくくなる、すなわち糖尿病の一種だ。
この研究を悪用して人工甘味料を使って欲しくない食品企業が人工甘味料排斥を企てている感もある。
実際に影響が出たのはサッカリンでスクラロース、アスパルテームまでダメとは風説の流布だ。
元々サッカリンは発がんの可能性で一旦禁止になったいわく付きの人工甘味料で最近は加工品に使われることがある。
責めるべきはゼロカロリージュースではなくサッカリン含有の加工品だ。
しかしそれでも人工甘味料はここ数十年で摂取され始めた新しい物質なので今後の研究如何で悪い物質になる可能性もある。
だからダイエット中のみ利用するつもり。
あと添加物のないスルメを安く見つけたら買うつもりだ。
肝心の食事はチキンにこだわらず牛、豚、鶏と豆腐、納豆、野菜を中心にする。
揚物もOKとする。
前回の炭水化物抜きは徹底的にチキンのみだった。
レパートリーがチキンステーキ、チキンスープ、サラダチキンくらいしかなくよくも1年続けられたと今でも不思議だ。
今回はジムで1時間の運動との合わせ技なので無理はしない。
さあ始めよう。
(表記のcmはウエスト。
体重は先日の大腸検査で下剤で便を全て出した状態の体重を基準にした差で初期値の+2kgは便と尿の重さを意味する。
数字がマイナスに振れたら痩せたといえる。
テレビ等のダイエットで1kg程度減ったから痩せたというのは排便、排尿で変わるので意味がない。)
1日目(火)
84cm/+2kg ジム有
朝)パン1枚
昼)サイゼのランチ、Sライス
夕)ステーキ200g、サラダ、空芯菜、半ライス
ご飯を減らしただけなので、なんて事はないと思っていたが腹が減って夜中覚めた。
仕方がないのでバナナを1本食べた。
2日目(水)
84cm/+1.6kg ジム無
朝)パン1枚
昼)トンテキ200g、サラダ、豆腐、竹輪3
夕)ステーキ160g、サラダ、空芯菜、豆腐、竹輪2
昼夕を炭水化物抜きにしたらお腹は膨れているが血糖が上がらないので満腹感がない変な状態になった。
前回の炭水化物抜きダイエットも確かこんな感じだったのを思い出す。
夕食は18時で20時には既にお腹が鳴っている。
夜眠れず低糖質のお菓子を食べた。
それでも眠れないのでバナナ1本と睡眠薬で寝た。
結局夜食で160kカロリー増えているし睡眠薬まで必要になりダイエットどころか体悪くさせている。
あと前回の炭水化物抜きは夕食を遅めにしお腹が空く前に寝る作戦だったのを思い出した。
3日目(木)
83cm/+0.8kg ジム有
朝)パン1枚
昼)かつやヒレカツ定食ご飯抜き
夕)チキンステーキ240g、サラダ、豆腐、目玉焼き、ご飯0.1合
ジムの日だが昼食はご飯を抜いた。
ヒレカツのパン粉に炭水化物がある程度含まれていると考えた。
おやつは100円のあたり目を1袋噛んだ。
何度測っても1cmウエストが減っている。
体重も食事や排便などで振れるのでマイナスにならない限りダイエット成功とはいえないがそれでも順調に減っているのはモチベーションが上がる。
夕食もこの勢いで炭水化物抜きにしたかったが昨日のように空腹で寝られないのは困るので少しだけご飯を摂った。
それでも寝れないので低糖質お菓子を100kcal分食べた。
総カロリーは普段より増えていそう。
4日目(金)
83cm/+0.1kg ジム無
朝)パン1枚、目玉焼き
昼)美濃匠の天むすセット
夕)トンテキ100g、納豆、サラダ、バター鮭1切、ご飯0.3合
まさかロカボダイエットがここ迄キツイと思わなかった。
総カロリーは減っているどころか増えているのに食事をしてもずっとお腹が空いている。
炭水化物抜き食事で空腹感は仕方が無いとしても朝のパンを食べた直後は血糖が上昇して満足感があってもいいはず。
これまで通りに食べて現在の1時間ウォーキングから2時間ジョギングでもした方が空腹に耐えるより楽な気がしてきた。
という言い訳をして昼は美濃匠の天むすと唐揚げだし巻き卵のセット(453kcal)をヨーカドーのテラスなようなところで食べた。
炭水化物はおにぎり1個分だ。
血糖も上がりひと息ついたが夕方には極度の空腹感。
このままだとダイエットのせいで不眠症に戻りかねないのでいつもの半分のご飯を食べた。
5日目
しかし夜中まで空腹で眠れない。
今回の空腹は半端ない。
仕方がないので低糖質お菓子を100kcal程度食べてベッドに潜り込むが余計にお腹が空く。
睡眠薬に頼るのは嫌なので更に追加してお餅を1切食べる。
しかしこれもダメ。
ググって飴をなめて水を飲むのがいいという事だったので砂糖を舐めて水を飲んでベッドに戻る。
お腹がグーグー鳴って話にならない。
そこでトーストにジャムを塗って食べ、30分後にようやく血糖値がある程度上がったのか空腹感が七割がたおさまった。
愚策の戦力逐次投入をして結果1食分を夜中に口にした。
それでもまだ空腹感が残っている。
これはやばい。
無理して続けやめた途端に大幅リバウンドの流れだ。
一旦中止しよう。
とにかくリバウンドをしないよう食べても食べても空腹感がおさまらない状態になるのを避けるために炭水化物中心にして総カロリーを抑える方針で食事を摂った。
何とか2日間で変な空腹感は無くなるようになったが体重は+1.5kgとほぼ元に戻った。。。
まさにこれがダイエット失敗の典型でありダイエットしてドカ食いを繰り返していくことによって太っていく悪循環だ。
無理せず早めにダイエットをやめてドカ食いを抑えたのでリバウンドしなかったのは僥倖とすら言える。
敗因は早く成果を出したいという心理からの急激なロカボだ。
それに以前「夜だけ炭水化物抜きダイエット」を1年間も続けていた自負が悪い影響を与えた。
あの頃は会社に勤めて疲れて帰ってきたので空腹よりも疲れの睡眠が優っていて寝られて、次第に身体が空腹に慣れていたのだと思う。
今は無職で暇なので大して脳も身体も疲れないので空腹で寝られず、慣れるところまでたどり着けなかったのと昼と夜両方の炭水化物をいきなり削ったのが空腹に拍車をかけた。
少しずつ炭水化物を減らすか食事の総量でカロリーコントロールすべきだった。
ゆっくり食事を減らしていくのが正解だ。
後に知るのだがあの空腹感は体の脂肪を燃焼していると感じるらしいので我慢すればダイエットの効果は大きかったようだ。
しかしあの空腹感はこれまで味わった事がないほどで耐えられるものではない。
昔パチスロ打っていた時は1日中絶食などザラだったがあの頃は空腹に慣れていたのだろう。
それに当時の喫煙も空腹を抑えるのに一役買っていた。
とにかくこの失敗を次に活かして成功させたい。