今年4月より本格的にジム通いを再開している。
ほぼ週3~4だろうか。
ノルマは設けていないが週の後半に予定があれば前半にまとめて通うとか調整している。
現在通っているジムは自宅から6km程度ある。
徒歩や自転車は少し遠いので車で通っているのだが案外面倒だ。
特に土曜日などは道が混むため思ったより時間はかかるし遠いのでふらっと気軽にというより時間を決めて出社する感覚だ。
前の住所は徒歩30秒圏内にジムがあったのでそれこそ思いついたら通っていた。
一番近いショッピングモール内にジムを作って欲しいと要望を上げているが簡単にはいかないだろう。
そこで考えたのが、近所になければ自分で作れないか?だ
ちょうど駅近くの近所に程良いテナントが空いている。
そこそこ広いが駅近くの割に見つけにくいで喫茶店や銀行など商用テナントとしての価値が低く家賃も安いらしい。
ジムに最適な場所だと思う。
しかし完全な個人経営になるとジム経営のノウハウ、商材の仕入れ先やインストラクターの確保、会員募集など全てを一から勉強しなければいけない。
これは大変。
怠け者としてはそんな苦労はしたくない。
ではフィットネスジムのフランチャイズはないだろうか?
探すといくつかあるようだ。
その中でも外資大手のエニタイムで考えてみた。
特徴としては、
- 365日24時間営業でインストラクターは日中のみでそれ以外は無人
- 代わりにセキュリティシステムがしっかりしている
- エアロビ教室などやお風呂はなくマシン&シャワーオンリー
- 世界中のどこの店舗でも利用できる
- 店舗にもよるが国内メジャージムよりマシンは少なめ
- 月額は7000~9000円と店舗によって設定が違う
防犯カメラを最低18台以上設置しており夜間は何かあればALSOKが駆けつける仕組みになっている。
だからロッカーに鍵すらない。
実際数店舗外観をチェックしに行ったところ普通のジムに比べて小さな敷地面積で営業していた。
店舗によっては駐車場や駐輪場すらない。
駐車場がなければ駅近くなどの集客力が必要だろう。
どれもこじんまりしていて経営もしやすそう。
これ案外安く経営できるんじゃない?と調べてみたが甘かった。
初期費用 500万円
マシンリース、改装費 6000万円
月額ロイヤリティー 7.5万円
引用GYMLOG
想像していたより高すぎる。。。
無理すれば払えないことは無いが死なば諸共になってしまう。
失敗が許されない事業などしたくない。
せっかく近所にジムが出来ると思ったがこれは無理だ。
ただこれ採算取れるんだろうか?
6500万円も突っ込んでいるんだから最低でも年利15%の1000万円の利益は無いと高リスク低リターンの典型業種に見える。
10年以上前に飲み仲間が大型店舗のコメダを経営していて初期投資額が8000万円といっていた。
中くらいのコメダとエニタイムが同じ投資額になる。
空いている店を見たことがない愛知県民大好きコメダの方がリスクが少なく感じる。
それに最近コメダは台北で5店舗進出しており今後100店舗達成を狙っているので台北に移住したいならワーキングビザも取りやすそうで台湾のコメダオーナーは狙い目かもしれない。
ただ海外事業もフランチャイズ店舗なのかは不明だ。
閑話休題、
近場のエニタイム店舗のSNSフォロワーが約800名だったので会員が500名と仮定してみよう。
(素人のテキトー算出なので誤差が物凄くあるはずです。オーナーやりたい方はエニタイムに直接ご相談をしてくださいませ。)
会員500名 x 7000円 x 12カ月 = 4200万円 (消費税分は含まず)
ロイヤリティー料 90万円
店舗賃料 360万円
光熱費 180万円
機械保守料 300万円(初期投資額の半分を機械としその10%)
人件費 2232万円(正社員3バイト4)
雑費 100万円
→粗利益 938万円
1000万円になるように調整したわけではないがいい線になってしまった。
但し賃料が30万円と田舎街設定にしたので一般的な駅近くなら軽く倍以上になりそう。
関東や大阪ならもっとするだろう。
人件費はググると写真で5~8名のスタッフが一般的なのでもう少し圧縮できそうだが365日8時間常駐しないといけないので普通の商売よりかかるのは仕方がない。
保守料10%って一般的だと思うけどもう少し高いのかな、分からない。
賃料が高ければ会員600名以上集めれば何とかなりそう。
会員600名ってどれくらい大変なのかは検討もつかない。
通っているジムも600名もいるとは思えないしなぁ。
飲食店などと比べて初期のリスクさえ乗り切れば結構おいしい商売ではありそう。
ただ軌道に乗るまでの地域へのビラ配りや知り合い経由の勧誘とか他店舗からの会員の奪い合いなどオーナーは結構大変だろう。
どんな業種も一朝一夕には儲からないという結論で。