先日Oneplus7が中国ネットモールのBanggoodより届きOPPO R11sから機種変して使用している。
<Oneplus7のスペック>
製品 | Oneplus7 |
価格 | 4.7万円 |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM/ROM | 8GB/256GB |
UFS | 3.0 |
AnTuTu(ベンチ) | 約36万 |
OS | Oxygen OS 9 |
サイズ | 157.7mm x 74.8mm x 8.2mm |
SIMスロット | NanoSIM×2 |
SDスロット | なし |
ディスプレイ | 6.4/有機EL |
解像度 | 1080 x 2340 |
重さ | 182g |
リアカメラ | 48MP + 5MP |
フロントカメラ | 16MP |
イヤホンジャック | なし |
バッテリー | 3700mAh |
充電 | 有線充電20W |
ポート | USB Type-C |
認証 | 画面内指紋、顔 |
おサイフケータイ | なし |
防水防塵 | なし |
2週間使ってみた。
発売から半年以上経過しているのでレビューも散見されるが専業者ではなく一般人素人視点でどうなのか?とレビューしていこう。
所々に客観的なデータがあるものの基本は主観の感想なのでご留意ください。
外観
美しいガラスコーティングのボディだ。
レッドとミラーグレーの2色展開のグレーを選んだ。
高級車レクサスのガンメタの質感がこんな感じだろうか。(知らんけど)
美しいがスマホは飾るものではない。
ケースを使わない裸族だと指紋はペタペタつくしツルツル滑って実用的ではない。
自分の場合は最初からケースに入れるので質感なんてどうでもいいし落として割れそうなガラスよりアルミボディの方がいい。
それよりもiPhone5Cで採用されていたポリカーボネートボディが好きだ。
軽いし耐久性あるし投げても割れない気がするのであれこそ最強。
サイズ
6インチ台の平均的な大きさ。
細長いわけでもないし横に広いわけでもないので特に不自由はない。
但しこのサイズで片手操作は無理だ。
ノッチはティアドロップ型で画面占有率88%と最近の縁狭スマホとしては普通か。
ティアドロップ以外上下がシンメトリーなのでよく上下を逆さに間違える。
背面に指紋認証がないため手探りだと半分の確率で逆さに持って画面オンで気がつく。
ティアドロップでこんな感じなので画面上にノッチがなく背面指紋認証もないスマホだと大変だ。
重さ
150g台のスマホから機種変更したため182gは相当重いのではないだろうかと危惧していた。
実際に持ち歩くとポケットに石でも入っている?とずっしり感じる。
前のスマホはポケットの中で特に存在感がなかったのに30g違うだけでこれほどポケット内で主張するとは思っていなかった。
使用してきたスマホの中で最重量なのはファーウェイAsend Mate7の186gだがあの機種より全体の面積が小さくなっているため詰まっている感じが強い。
しかし持っていて腱鞘炎になるかといえばそこまででもない。
なんとか馴れる重さ。
中華スマホに付属しているような透明なTPUのケースを約600円で購入して使っているが運よくサイドに滑り止めがついているので今のところ落としそうになったことは無い。
画面(有機EL)
前機種も有機ELなので印象は変わらない。
それ以前に使っていた古いシャオミの液晶スマホと比較してみれば鮮やかさが違う。
とくに太陽下で認識がしやすい。
ただ一度有機ELにしたら液晶に戻れないというほどでもない。
それだけ最近の液晶の発色はいいので差は少なくなっている。
今後発表されるスマホは発色よりバッテリーのもちと画面内指紋認証のために有機ELを使っていくのではないだろうか。
操作性
指紋と顔の二つの認証がある。
これまで使っていたスマホも2WAYだが指紋認証が背面から画面内に変わった。
画面内に指紋認証があるのかと技術革新に喜んで解除して遊んでいたが普段使いでは背面でも前面でもいいので物理指紋認証の方がいい。
一旦画面がオンにならないと指紋認証をしないのでスマホを開くのにワンテンポ遅れる。
背面指紋認証なら持ち上げた瞬間指紋認証が完了しているのですぐ使い始められる。
画面内指紋認証はいまいちなので仕方なく顔認証を使っている。
顔認証の場合はセキュリティに不安が残る。
Oneplus7の顔認証の条件
サングラス OK
サングラス+口隠す NG
口隠す+片目 OK
両目瞑る NG
サングラス+片目 NG
マスク鼻まで隠す NG
顔を片側隠す OK
変顔 OK
タブレットで写真 NG
マスクをしていても鼻だけ出せば認識するのは便利だが片目と鼻だけでも認証してしまうので適当に100人くらいの顔をかざせばセキュリティ突破されてそう。
この甘さはOPPO R11sも同じだった。
OneplusはOPPOの傘下なので認証も同じ技術なのだろう。
とにかく紛失や盗難にあわないように気をつけたい。
ベンチマークではOPPO R11sとOneplus7でantutuを比較すと総合値が約3倍違う。
3Dゲームはしないので操作性に大差は無いと考えていたがこれだけ圧倒的に違うとメールを見たりYoutubeを観たり家計簿をつけたりブラウザでニュースや情報検索をするだけでも操作性に差が出る。
アプリの起動が早い。
そしてスクロールがよりスムーズだ。
あと文字を打つのに引っかかりがない。
前機種もそれ以前の機種に比べて引っかかりはほぼないがOneplus7はパソコン並みに変換で引っかからない。
短文はフリック入力で長文を一気に打つ時には両手でQWERTY入力なのだがAntutu14万だとQWERTYがアプリによっては引っかかることがあるのだがそれが完全にサクサクになった。
1日使ってR11sに戻るとモッサリ感がはっきり分かってしまう。
antutuでUXが画面スクロールなどをチェックしていることから普段使いの能力値だろう。
それが約2倍になっているのは頷ける。
でもこれに慣れてしまうと今後次期スマホやサブ機でUXが3万を切るような端末を使うのは厳しい。
ナビゲーションバーの△と□は当然入れ替えられるし戻るを下から上にスワイプというiPhoneぽい操作にも変えられる。
OS
OSがColorOSからAndroidの素に近いOxygenOSに変わり使いやすくなった。
1年以上使っていなかったがAndroidのドロワーが便利なのを忘れていた。
iPhoneチックなColorOSも慣れれば便利だと思い込んでいたが素のAndoroidの操作性が最強なのは間違いない。
あと上からプルダウンして表示される通知領域も扱いやすい。
セキュリティアプリのESETが普通に常駐してくれるのが助かる。
ColorOSではいつのまにやらESETや050Plusが常駐から外れていたのだが当たり前のように使えるのが嬉しい。
制限している分安定していたColorOSの弊害だった。
イヤホンジャック
(自分の場合)スマホで大切なのは1にも2にも3にもイヤホンジャックの確保だ。
スポーツジムで汗をかくときに動画を観たり音楽を聴いたりするためBluetoothイヤホンを使っているが旅行などでは電源に不安があるため有線イヤホンを使用する。
それにOneplus7はゲーミングスマホとしても使用する人もいるはずなので遅延なく敵プレイヤーの足音を聞き取り瞬殺するために皆さん有線イヤホンは必須だろう。
残念ながらこのスマホにイヤホンジャックはない。
だからUSB TYPE-Cからイヤホンジャックへ変換するケーブルが必要だ。
もちろん使うのはダイソーの100円変換ケーブル。
コネクターの材質にアルミを使っており見た目100円には見えない逸品だ。
ついでにダイソーの100円の巻き取り式イヤホンの200円セットでチェックした。
普通に聴こえる。
音は100円イヤホンなので低音、高音の抜けが弱いのは仕方がないが動画視聴なら問題無い。
ただ電車の中でYoutubeなどで少し小さめの音源だと最大にしても聴き取れないことがある。
これはイヤホンの問題だ。
そこで1000円程度のイヤホンをつなげば音量も増えまともな音に変わる。
ダイソーのアナログ変換の100円ケーブルが使えるのは重要だ。
意外とDAC内蔵ケーブルのみ対応でアナログ変換が使えないスマホが多いらしいのでこれは嬉しい。
本体に46,000円もかかっているので節約家として周辺機器にまでもお金をかけたくない。
本来であればスマホジャックを残してくれれば問題無いのだがメーカーにも設計上の都合があるのだろう。
高いDAC内蔵変換ケーブルを使えばほとんどのスマホで使えるが無駄なお金を買いたくないし相性が出るのも嫌だ。
Bluetooth
Bluetooth4.2→5.0に変わったためなのか安定している通信チップを使用しているのか不明だが2年以上使っているMpowの2000円イヤホンがプチプチ途切れることが無くなった。
格安で動画を観るのに遅延がないイヤホンでたまに切れるのが玉にキズだったのでそれがなくなり喜んでいる。
その後スマホを買ったついでにフルワイヤレスイヤホンの物欲が芽生えて3000円弱で購入してしまった。
こちらもスマホをポケットに入れて聴いている分には途切れない。
自宅にある一番高音質なヘッドホンのMDR-1000XでOneplus7とiPad mini5とつないで聴き比べてみた。
イコライザーなど使わない素の状態ではiPadの方がフラットでOneplus7は高低音を強調した俗に言うドンシャリに調整されている。
イコライザーで中音をいじると似たような音になる。
解像度は…持っている音源程度ではわからん。
Oneplusシリーズは音質が微妙だったらしいので7は頑張っているのではないだろうか。
あとカーナビともBluetooth経由で音楽再生やグーグルマップ→Navicon→カーナビと位置情報を送信して使っているがこれまでのスマホより接続が安定している。
これは機種を変えるたびに安定感が上がっている。
バッテリーのもち
バッテリーベンチマークのランキングで102hとiPhone11ProMaxとタメを張っている。
Phone11ProMaxはバッテリーのもちが長いと評判なので届くまで期待が高まっていた。
しかし実際に使ってみるとOPPO R11s(81h)と大差が無いように感じた。
動画を観たりブラウザを使っている燃費はいいが使っていないスタンバイ状態のバッテリーの減りがR11sより悪い。
まさか昔iPhoneで苦労したバッテリードレインの再来か…
SMS無しSIMのセルフスタンバイ、アンテナピクト、何もかもが懐かしい。
そこでバッテリーアプリで誰が浪費している犯人か監視してみた。
システムプロセスなどを含めなぜか電力消費しているプロセスが正しく表示されないので困ったが050plusやESETなど常駐していそうなアプリを停止すると明らかにバッテリーの減りが止まる。
結局常駐アプリが正しく稼働しているためにバッテリーが正しく減っている、それだけだった。
R11sがiPhoneのようにスタンバイ中のバッテリーの減りが少なかったので忘れていたがこれがandroidの特性だ。
R11sはColorOSの制限のおかげで正しくバックグラウンドで動くべきアプリが動かなかったり勝手に止められたりしていた。
バッテリーのもちは常駐アプリがまともに使えない状態で成り立っていただけのこと。
そこでOneplus7のバッテリー関連の設定を色々調整していたらLINEの通知さえ受信できなくなってしまった。。。
それでも最終的にまともに通知できる状態で1日1時間半使用し約70%に落ち着いた。
ジムで動画と音楽を1時間聴きながら運動し、買い物して、あとはメールチェックの日常だと2日持ちだ。
DSDVを使えるように弄ってVOLTEでスタンバイさせると少しバッテリーの持ちが悪くなった。
新型コロナウィルス感染拡大中自宅に籠ってスマホを使わず放置していると約4日持ちだ。(2020/3/31)
モバイルバッテリーからの充電
Oneplus7は専用急速充電器で1時間80%充電出来る。
早い。
急速充電ばかりだとバッテリーの痛みが早く寿命が短そうなので普段は5V x 2Aの充電器を使ってバッテリーにやさしい(はずの)ゆっくり充電をしている。
それとこちらの方が詳細にUSB TYPE-Cに関わる調査をされ充電についても詳細に触れているのでUSBアダプターの調査は不要だ。
そこでバッテリーからの充電に絞る。
使用したのは普段持ち歩いているモバイルバッテリーのRAVPOWERの6700mAhのRP-PB060だ。
特にPD対応でもQCなどの急速充電の規格に対応しているわけではなく5V x 2.4Aの12W出力の製品だ。
ケーブルはANKERのレッドケーブルで日本で1000円程度で買ったUSB TYPE-CとTYPE-Aの90cmのものだ。
15%の状態から接続して計測した。
1時間 61%(+46%)
1時間30分 84%(+69%)
1時間56分 100%(+85%)
モバイルバッテリーはほぼカラになっていた。
使い込んでいるモバイルバッテリーなので経年劣化とロス率を考えれば順当な充電量だろう。
20Wの専用充電器だと1時間で80%前後の充電なので12Wがほぼ出力されていると推測できる。
いいぞ。
最近の中華モバイルバッテリーは急激に高性能になりつつあるので買い替えてもいいしAnkerやcheeroや最近勢力を拡大しつつあるTUNEOあたりであれば問題なくそこそこなスピードで充電してくれる。
スピーカー音
右耳にOneplus7を左耳にOPPO R11sを持って同じ音楽をシンクロさせて聴いてみたが特性の違いはいまいちわからなかった。
R11sもアッパーミドルなのでエントリーからミドルスペックのスマホよりはいいスピーカーを使っているらしい。
Onplus7は上下にスピーカーを内蔵しているので横向きで聴くとステレオで音が鳴る。
横向きで比較するとシングルスピーカーより音の広がりがある分Oneplusの方がいい。
そこでステレオスピーカーのiPad mini 2019と聴き比べた。
左右のスピーカーの距離が狭いのとサイズの違いで音の広がりと低音が負けているだけで音質はいい線いってる。
データ転送速度
購入した決め手になったストレージ速度。
SSDの上位モデルのような速度が出る規格のUSF3.0だ。
規格だけではなく実機のベンチマークでもシーケンシャルデータで1GB/s以上となっている。
そこでレノボのノートPCにUSB3.0ケーブルで接続して9.98GB分のデータを転送した。
比較のためにR11sもUSB2.0ケーブルで接続し同じデータを転送した。
R11sと比べて7倍の速度が出ているのは凄い。
R11sはUSB2.0の理論値近くの速度が出ている。
一方でOneplusはUSB3.0の5Gbpsに対して半分以下だった。
PCのSSDも1GB/sはあるのでケーブルにボトルネックがあるのかもしれない。
接続で使ったのがアマゾンで最安だったUS3.0ケーブルなので仕方がないか。
デスクトップとスマホでデータ転送した所接続そのものが不安定になるケーブルだった。
この辺りも余計な費用をかけたくないしノートPCで十分使えるので新規で買う気はない。
ちなみにOneplus7に付属している赤い電源用ケーブルはUSB2.0なのでPCと高速データ転送をしたければ別途購入しないといけない。
画面オフ時の通知
これまで使用したR11sにはLED通知ランプが存在した。
メール受信や電話の着信があったらランプを点灯させて通知する機能だ。
Oneplus7にはない。
その代わりにスマホを傾けたり認証せずにタップしたりするとアンビエント表示で通知状態が分かる。
LEDが常に点灯しているのと間があってアンビエント表示がされるのでは認識できる速度が違う。
通知LEDランプに慣れていたので見えない一瞬の間がイラっとしてしまう。笑
そこで何とかならないか調べた。
有機ELは画面そのものが発光しているためバックライトで点灯させている液晶とは違い光らせた範囲で電力を使う。
通知のために少ない面積を光らせ続けるだけならバッテリーにさほど影響がない。
LED通知ランプがなく有機ELのスマホ用にNoLedやDynamicNotificationsというアプリがあるので使ってみた。
NoLedは数ドットを表示させるだけなのでいいが待ち受け画面の上に1枚アプリケーション用の画面を表示してその上で点灯させているので通知を消すのにひと手間必要で普段使うには面倒なので削除した。
DynamicNotificationsはアンビエント表示のないスマホで再現させるためのアプリなのでこちらも削除した。
何気ないLED通知ランプがこれほど便利だったのかと思い知らされた。
それでも1カ月も使っていればアンビエント表示の通知に慣れるだろう。
緊急速報通知
エリアメールを使って災害時にスマホに通知する仕組み。
緊急速報の設定はOneplus7に存在する。
但し昔のOneplusにはETWSのテスト通知オンオフ設定があったようだが何故かWEA State/localテストに置き換わっているのが気になる。
それでもOneplus3あたりから緊急通報メールは実装され続けOneplus7Proでも通知があったとTwitterでつぶやきを発見したので無印の7でも通知されるのだろう。(未確認)
カメラ
Oneplus7で撮ったカメラの素材は探せばあちこちにあるので暗所の写りだけチェックする。
夜に部屋を真っ暗にして小さなLEDライトの間接照明だけでファーウェイの海外エントリーモデル、R11s、Oneplus7の3機種のカメラのオートで撮ってみた。
左からファーウェイのF2.2、OPPOのF1.7、OneplusのF1.7の順だ。
ファーウェイの真っ黒なのはレンズが暗いのでいくらソフト側で頑張ってもどうしようもない。
明るさはOneplus7だ。
R11sの方がノイジーではあるものの白が綺麗に表現されているしこの暗さでも文字がシャープに表現できている。
R11sはカメラスマホとしてOPPOが日本初上陸させた機種だけの事はある。
オートだとOneplusは露光時間を延ばして感度を上げているため明るくなっている。
そしてOneplus7のナイトモードはもっと明るく撮れる。
Google pixelのNight sightと同じ技術だが肉眼より明るいってありえない。
夜景を撮る機会があれば活躍しそうだ。
Oneplus7の4800万画素のカメラは広角もズームもマクロもないノーマルレンズのみだが光学手ぶれ補正が優秀だ。
光学手ぶれ補正は本来動画で本領発揮する。
動画で残念なのはシャオミのライバル機種などと比べて画角が狭いのでYoutuber向きではない。
その代わりに手ブレ補正がライバル機より素晴らしい。
もしかしたら光学手ブレ補正に画像を大きめにクロップして電子手ブレ補正をかけ強力な補正を作っているので画角が狭いのかもしれないと映像素人が知ったかぶってほざいてみた。
もちろん静止画でも十分手ぶれを緩和してくれる。
スマホを軽く揺らしながら撮ってもブレない写真が撮れる。
前機種は手ブレで撮りなおしも多くあった。
今後はブレた写真を撮りなおす手間が無くなりそうで嬉しい。
あとグローバルモデルなのでシャッター音が消せるのは助かる。
ブログのために海外の電車の中などでスクショを取ってカシャカシャ音を立てているほど恥ずかしい事はない。
カメラのメニュー
何気にスローモーションが楽しい。
NFC
おサイフケータイは無いがNFCが搭載されているのでアプリマルチ残高リーダーなどでカード型電子マネーの残高チェックができるのは嬉しい。
OPPOなどがおサイフケータイ付きでコスパのいいスマホを発表しているもののおサイフケータイ前提でスマホを探すと高くなったり欲しい機種が買えなかったりするのでスマホと電子マネーは分離するという結論に落ち着いている。
GPSの掴み
OPPO R11sを売却してから実施したGPSの掴みのチェックだ。
旅行にGPS精度はとても重要だがOPPOを使っていてGoogleMapの位置表示がおかしかった記憶がなかったのですっかり忘れていた。
テストの結果Oneplus7は圧倒的だ。
OPPO R11s同様に日本の誇る人工衛星みちびきまで掴んでおりベランダの有効衛星数がInUse27/InView54で部屋の中でも7/50掴んでいるので室内でも十分に使える。
Inuse・・位置情報のために有効な人工衛星数 InView・・補足した人工衛星数
InViewが30を超えたら優秀なGPSだと思っていたのでベランダの位置で50も人工衛星が存在するとは想像していなかった。
念のためXaomi Redmi Note4とファーウェイHonor7Xも参戦させた。
ファーウェイは過去最高数のベランダで27/31を掴んでいたが今回はOSバージョンが2つ上がったためかGPSの掴みが6/10と極端に悪く異常値なのでXaomiのみ結果を貼り付けた。
Xaomiは過去の調査とほぼ同じ数のGPSを掴んでいるので測定日の天候が特別人工衛星がつかみやすかったわけではなさそう。
Oneplus7 ベランダ
Oneplus7 部屋の中
Xiaomi ベランダ
Xiaomi 部屋の中
ハイエンド機の面目躍如の結果となった。
これまで使ってきたスマホのGPS掴みのベストの記録だ。
機種 | ベランダ | 部屋 |
Oneplus7 | 27/54 | 7/50 |
OPPO R11s | 11/19 | 1/3 |
Honor7X | 27/31 | 3/29 |
Redmi Note4 | 15/32 | 0/32 |
Mate7 | 12/21 | 0/4 |
Oneplus7 > Honor7X > Redmi Note4 > R11s > Mate7 となる。
但しXiaomi Redmi Note4のGoogleMapはテストでGPS数はよく掴むのだが位置情報がかなり雑で旅行で何度も迷子にさせられた、そこで購入するたびにGPSをチェックする原因になったスマホだった。(テストだけは高い点を取るけれど実務になると役立たずみたいな奴)
体感はこんな順位だ。
R11s => Honor7X > Mate7>>>>>Redmi Note4
従ってデータでは圧倒的なOneplus7も実際に精度がいいかは旅行で使わないと分からない。
総括
色々書きたかったのだが欠点が少ないが特徴も少ない機種だ。
もちろん皆さんブログで書いている通り4万円台(発売当時は5万円台)でSnapdragon855が載っているのが最大の特徴でもしソニーやシャープがこのスペックをこの価格で売り出したらスマホ業界で一大事件になってしまうほど。
他に低額なSnapdragon855搭載のスマホで思い当たるのはシャオミの一部と国内販売があるのはblackshark2くらい。
blackshark2も実はシャオミ製。
コスパのいい機種の中でも8GB/256GBが4万円台というのは素晴らしい。
RAMとストレージが大きければSoCが速いより普段使いの恩恵も大きい。
そしてこれといった欠点が見当たらないのはレビュアー泣かせ。
過去の機種の欠点を洗い出し改良を重ねて研鑽して出した機種という感じ。
何もかもそつなくこなす優等生スマホ。
どんなアプリでもストレスなく動作するよう処理能力を上げてあとは程々のスペックにしてIPXすら取得せずコストを削って安く販売している機種だからグローバルで評価が高いのだろう。
最後にひとつだけ要望を挙げるとすると無線充電のQiに対応していると嬉しかった。
でも初値5万円台で現在の売値4万円台のスマホにこれ以上望むのは酷かな。