昨年末に肝臓値がかなり高く腹部CT検査と腹部エコー検査を受けた。
その後、筋肉痛とこむら返りが多発したので15年飲み続けていたスタチンの服用をやめたところ、こむら返りは出なくなった。
スタチンの副作用には肝臓値が悪化する場合もあるのでおそらくこちらも副作用だと高をくくっていた。
何も無いだろうと医師に結果を聞いていたところ何かありそうで様子が変だ。
「CTでは何も無かったけれど」
逆説の接続詞を使った。
CTで見つからなかったので癌ではないが何かある。
医師はエコー検査の写真をパソコンに表示して説明してくれようとしている間に予測する。
脂肪肝は検査医師に当日聞いて否定していたが脂肪肝よりも重い肝炎や肝硬変もありえそう。
でも2桁の肝臓値でそこまで悪くなるだろうか?
更に医師が続ける。
「石がね」
石だ?
肝臓に石なんて聞いたことない。
ん、腎臓にまた石が溜まったのかな?
確かに位置的に腹部CTでは見つからなくてエコーで見つけられる可能性はある。
だが待て、そんな場所までエコーで診てたか?
うつ伏せになった記憶もないし。
すると医師が
「そうそうここに小さな石のようなものがあるんだよ」
エコー写真を開き指を挿したのは小さな臓器。
「おそらく胆石だね」
今度は胆石か。。
手術かと聞くとサイズは小さめなので定期的にエコーを受けて様子見となった。
そういえば背中が少し痛いのもこいつのせいかも。
これで食道のポリープ、肺の結節、腹部大動脈のプラークに大腸の癌の治療跡に続き5つ目の様子見だ。
それにいつ虫垂炎になるか分からない虫垂内の噴石といつまた生まれるかわからない腎結石もある。
細かいところだとアテロームもあった。
歳を取っていくとこんなのがどんどん増えていくのだろうな。