自宅のパソコンはデスクトップ1台、メインノート1台、普段眠っている旅行用サブノート1台がある。
デスクトップは古くは486の時代から自作で組んできた。
昔はムーアの法則が働いていたので2倍2倍の勢いでCPUの能力やHDDの容量が増えてOSやソフトが重くなっていき数年放置するとゴミパソコンになった。
だから18カ月くらいのレンジで新しいパソコンを組み立てていた。
数えていないが以前はメイン機とサブ機の2台構成にしていたので20台くらいは組んだろうか。
印象に残っているCPUはさっさと消えたCylix社の486やセレロン300Aを使った物理デュアルCPUだ。
K7も好きだった。
あと2台の専用機で地上アナログ波でドラマを撮りまくっていた頃はカノープスのキャプチャーボードを何枚も買った。
でもこの前の生活向上委員で全て捨てたか。
ムーアの法則が効かなくなり更新頻度が遅くなり現在のデスクトップパソコンは6年以上更新していない。
それでもまだ元気に頑張ってくれている。
ただ6年も経つとそろそろくたびれてきた。
CPUはPASSMARKが5000程度のi5 4590sなので三年前に買った手持ちのノートパソコンよりも遅い。
今年は旅行も少ないので今のうちに買い替えておこうと久々にトレンドを調べてみた。
Ryzenを発売してからAMDのCPUに勢いがあるようだ。
長い間インテル一強だったのに諸行無常の響きありか。
お金をかけて組みたくないのでコスパのよさそうなCPUは
RYZEN 5 3500
あたり。
あとマザーボードはソケットが違うので当然買いなおし。
メモリは現行のDDR3を流用しよう!と思ったら時代はDDR4なのでこちらも買いなおし。
SSDは6年使っておりかなりヘタっているのでやはり買いなおし。
キーボードとマウスは探せば古いのもあるし最終的には今のを使えばいい。
液晶ディスプレイも大掃除で古いのを3台捨てたが2台残しておいてよかった。
あと電源とケースを現在のMircoATXを流用しても最安構成で4万円近くかかる。
移行のために現行環境は潰したくないので現行のSSDにWindowsを残し万一の時のため元に戻すことが出来るようにするためDSP版Windows10Homeを購入すると合計5万円だ。
でも6年もの間に訳の分からないソフトが大量に導入されているので時間をかけて移行を考えると新旧が同時に稼働した方が助かる。
ケースと電源も別に用意すると最低6万円はかかりそうで少し贅沢な構成を組んだら7-8万円だ。
そんなに出すならiPhone SEかPixel4a(5G)が買える。
いまさらパソコンにもったいない。
そこで色々調べているとレノボのデスクトップパソコンでBTOみたいにカストマイズする際にとにかく安いパーツを選ぶと3万円台で買える情報があった。
モデルはM75Q-1 Tiny(液晶ディスプレイ別売)だ。
小さくて重さは1.3kgしかない。(電源アダプタを除く)
こんなミニチュアパソコンみたいな大きさなのでどうせスペックが、と思ったらCPUのPASSMARKが8500もある。
オプションで電源の出力を変更するとさらに能力が上がるらしい。
今のCPUの凡そ80%アップなのでこれで十分だ。
OFFICEなどの事務処理やブラウザ程度ならそのままでも使えるが自分はメモリ8GBとSSD500GBをKakaku.comで安くて使えそうなのを別途見繕って付けようと思う。
それでも5万円に届かない。
ただM75Q-1 Tinyを安く買う方法が少し複雑で、
- 土日に購入する(特売をしている可能性が高い)
- LENOVOの会員登録を済ませる
- Kakaku.com経由でメーカーの売り場に飛んでオプションを外して見積もりを保存する
- 楽天リーベイツからLENOVOに飛んで保存した見積もりで購入する
という条件と手順になっている。
平日などはリンクから飛んでもKakaku.com限定モデルを販売していない時期もあるのでご注意を。
手順を紹介したサイトがいくらでも見つかるので、
『M75Q-1 Tiny 買い方』
をキーワードにしてググると山のようにブログが見つかる。。
しかし最初に楽天リーベイツを利用する方法は見当たらない。
実際に楽天リーベイツから買おうとするとKakaku.com限定モデルが表示されないという問題に突き当たる。
だから一旦Kakaku.comから飛んで対象モデルを表示させてオプションを削って見積もり保存して再度に楽天リーベイツから買うという面倒な手順を踏む必要がある。
リーベイツは4%ポイント還元だったが運がよければ10%とか20%のタイミングもあるし2%とか開催していない時期もあるようだ。
3~4番の手順は見当たらないので他の購入方法のサイトを確認しながら買うなら頭に入れておくといい。
注文情報から今回購入した構成だ。
更に最安構成だとカスタマイズで
下記オプションを外して
キーボード -2,200円
マウス -1,100円
バーティカルスタンド -1,100円
ツールレス(手回しネジ)-1,100円
下記を変更すれば、
M.2 ストレージ・カード 256GB →128GB -12,100円
合計金額がなんと約32,000円(税込)になってしまう。
楽天リーベイツの4%もつけられ送料も込みなので実質3万円パソコンだ。
キーボードやマウスは使っているモノを流用すればいいしスタンドはPCを寝かせれば不要だ。
ツールレスネジを外しても普通のネジが付くのでドライバーで回せるので問題ない。
それにこんな手回しネジなんて家の中にいくらでも落ちてるだろ普通(イヤイヤw)
M.2 ストレージ・カードはネット通販で探せば純正オプションより安くなっておりどこかで特売品を見つけて入れ替えるか別に2.5インチのSSDを載せてもいい。
注意しないといけないのはこのM.2スロットは換装する場合SATAタイプではなくNVMeタイプを選ばないと稼働しないらしい。
SATAのSSDよりM.2の方が数倍アクセスが速いので装着されている128GBに安い変換アダプタつけてSSDとして使用して512GBのM.2を-12,100円の半額くらいで入手したい。
逆にオプションでつけたのは、
HDMIポート +1,100円
Memory4GBx2枚→8GBx1枚 +0円
電源65W→135W+2200円
35,420円となった。これでも十分安い。
HDMIケーブルはなぜか家に大量にあるのでHDMIポートでつなぐのが便利なのでオプションでつけた。
しかし注文後にスペックをよく確認すると標準でHDMIもディスプレイポートも付いていたのでHDMIの口がふたつになる。そんなにいらんがなw
電源は135Wの高出力に変えると性能がかなり上がる不思議なパソコンらしいので2,200円追加で性能が上がるので変えた方がいい。
ただNASやホームサーバー代わりに電源上げっぱなしにするなら65Wの方が電気代が少ないのでいいかも。
メモリは使い方によるが8GBを1枚より4GBx2枚の方がデュアルチャンネルになるのでゲームなどのグラフィックは速い。
でもスマホですら8GBの時代なのでそのうち8GBを追加して合計16GBで使おうと8GBを1枚の構成にした。
メモリやSSDの価格は下がっておりノートのメモリ価格も下降気味なので現物が届いて少し様子を見てからで十分だ。
このパソコン見た目はデスクトップでも中身はノートパソコンのアーキテクチャー使ってるからメモリはノート用のDDR4なのでご注意を。
本体が軽くて小さくて1.3kgしかないので、オプションのVESAマウント(+2,200円)をつけてモニタのうしろに本体を固定して液晶一体型パソコンにするのも面白い。
安くすることばかりではなくオプション選択は自分に必要なものを含めておかないと後付けメーカー注文(FRU注文)はかなり高額になる。
有名な超コスパPCなのでググると情報もいろいろある。
レノボの注文確認サイトでチェックすると11月の中旬が納期で2週間くらいで届きそう。
デスクトップはこれまで自作ばかりでメーカー製を買うのはPC98以来なので楽しみ。
なお買った直後にM75q Gen2 Tinyというモデルが発売された😭
Ryzen 7 Pro 4750GEを積んで最小構成にすると約5万円で買える。
このCPU単体で買ってもそれくらいする。破格だ。
ただ使うためには最小構成だとメモリが足りないので6万円はかかる。
このスペックに見合ったSSDを追加すると7万円近い。
倍の価格だがスペックも現行デスクトップの4倍くらいの処理速度がありCPUはハイエンド機だ。
購入前に比較していたら当分悩んでいたので3.5万円で買って正解だったかも😊
気になった方はどちらの製品も土日にKakaku.com経由で覗いてみよう。
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