年末に突然両耳が痛くなり始めた。
症状として最初は目覚めたら左耳が痛かった。
感覚としては急に熱いところから寒いところに出た時の耳の痛みに似ていたので体調の問題か、自律神経の乱れかと放置していた。
しかし翌日にはそれが両耳に出て昼間にたまらない痒みが襲ってくる。
そこで耳を掻こうと指を入れるとヌルッとする。
耳のこんな違和感は生まれて初めて。
指を取り出すと水分がついてきた。
え?
前日のシャワーが残っていたとも思えない。
何だこれと怖くなってテッシュを耳に入れてみる。
本来は綿棒がいいのだが我が家に白い綿棒が無いので代わりにティッシュを丸めて突っ込んだ。
その結果薄黄色いものが付いてきた。
臭いを嗅いでもほぼ無臭。
症状をググってみると外耳炎ではないかと予想する。
しかし片耳ならわかるが両耳同時に起きるのが理解し難い。
炎症が運悪く両耳同時にやってくるものだろうか?
どちらにしろ何もしていないのに症状が悪化していくのはヤバいと思い耳鼻咽喉科に直行した。
年末最終日の夕方だったので横に処方箋薬局が営業しているクリニックを探してゴー。
綺麗な耳鼻科のクリニックだがこんなギリギリに飛び込む患者も少ないようで受付をして色々書かされた後、数分で名前を呼ばれた。
耳鼻咽喉科って患者が何人もいるとある程度の人数を診療室に同時に入れてぐるぐる回して診るので嫌だよな。
当然風邪、インフルエンザ、コロナの患者もやってくるので一歩間違えたら感染されそうだし逆に自分がコロナの無症状で羅漢してたら他人に感染しそうで怖い。
しかし運よく診療室には医師と看護師以外誰もいなかった。٩(^‿^)۶
医師に両耳を少しチェックしてもらい軽い炎症を起こしているということで薬を耳に塗ってもらい診察は終わり。
そして塗り薬のビトラ軟膏とビラノア錠を処方される。
調べてみるとビトラ軟膏は鎮痛、鎮痒、消炎剤でビラノア錠はヒスタミンH1受容体拮抗作用のあるアレルギー性鼻炎などの薬だ。
要はビラスチンという主に花粉症に使われる薬だ。
いやいや耳が痛いのに何で花粉症薬を処方されたんだ?と最初は訝しんだ。
ただその夜に理由がわかる。
耳が痒くなっただけではなく体も痒くなってきた。
おそらく夜中寝ている間に両耳の中を掻きまくって軽い外耳炎になっていたと推測される。
起きている時には耳なんて掻いていないので自分が引っ掻いて炎症を起こしているなんて思っていなかった。
医師もそんな予想は一切説明せずに両耳が炎症を起こしているという情報と診断した耳の中の症状だけで薬を処方してくれた。
塗り薬を耳に塗り夜に1錠薬を飲んでいたら2日間で痒みも痛みも無くなり汁も出なくなり完治してしまった。
悪化する前に病院に行ったのは年末年始を普通に過ごせてよかった。
それに対処薬がドンピシャで即完治してくれる医師に当たるのは大切だ。
もしホームドクターのクリニックに相談していたら確実に抗生物質が処方されていただろう😏
ただ体の痒みの症状はここ数年で突然やってきて原因不明だったので老人性皮膚掻痒症かと思っていたけど耳の中でも痒みが起きるものなのかな🧐