料理の幅を広げたい!コンベクションオーブン購入

唐突だが自分の夕食のメイン料理のラインナップはこれだ。

牛ステーキ

トンテキ

チキンステーキ

すき焼き

焼き肉

豚しゃぶ

牡蠣味噌

肉じゃが

ビーフシチュー

ハンバーグ

麻婆豆腐

回鍋肉

八宝菜

煮魚各種

焼き魚各種

魚の味噌焼き各種

刺身

一見多いように見えるが豚しゃぶあたりまではレギュラーメニューではないしビーフシチューあたりまでは手間がかかるのでハンバーグから刺身あたりが普段食べてる料理だ。

簡単な卵料理、サラダ、漬物、納豆、冷凍食品などのサイドメニューとの組み合わせはあるもののレパートリーの幅が狭いと思っている。

主食がご飯ではなくオートミールなのでカレーやら丼物ができないのも幅を狭めている理由だろう。

まだ他にも作れる料理はあるがわざわざ好きでもないモノを作る気はない。

もちろん食べたい料理はラインナップ以外にあっても作れない諸事情がある。

その理由のひとつが揚げ物を一切作らないこと。

とにかく昔から揚げ物には手を出していない。

これはポリシーだ。

理由は簡単でフライや天ぷらは、

  • 油臭が嫌
  • 換気扇が一気に汚れる
  • 油とフライヤーの保管や廃棄の処理が面倒
  • 大雑把な性格なので揚げ料理は危険

だから一番好きな料理が酢豚にもかかわらず豚の唐揚げが作れないので諦めていた。

子供の頃は実家に居たので自分で豚を醤油つけして唐揚げにして酢豚を時折作っていたが天ぷら油を自宅で使いたくないのでもう長い間揚げていない。

食べるなら中華料理屋でいいじゃないというのがこれまでの考えだった。

しかし中華料理屋の酢豚はハズレも出やすい。

嗅覚異常のため漬け込みが足りないか獣臭い豚を使った酢豚はマジで吐く。

やっぱり自分で作りたいという気持ちが日増しに強くなっている。

冷凍唐揚げも再現性は高くなっているが揚げたてのサクサク感はない。

そこで年も変わった事なのでフライを作るため調査を始めた。

まず一般的なガスと揚げ鍋だ。

コストは最安でも安全性を考えるとやはり導入したくない。

そこで電気フライヤーを買うか悩んでいた。

価格は安いし温度管理もしやすくてコンパクトなものを買えば油の量も抑えられる。

但し置く場所が問題で常設できる場所がないので結局油をオイルポッドに移して電気フライヤーを仕舞うことになる。

これはかなりの手間で最初は目新しさでフライを作っても半年後には収納の奥の方に鎮座しそう。

そういえば昔テレビの通販でノンフライヤーを売っていたのを思い出した。

もう10年くらいの歴史もあるしどうなんだろう?と調べてみた。

主にフィリップスの製品のレビューをチェックしたところ総じて好意的だ。

フライヤーで揚げた同じ食材と比較して見た目の色味は生焼けっぽくて微妙だけど味や食感はノンフライヤーの方がいいという意見が多い。

デメリットは一度に揚げられる量が少ない、時間がかかる、底の網にへばりつきやすいくらいだろう。

個人的にはどれも致命傷ではない。

進化しているようだ。

おいしくヘルシーに唐揚げ風を作れそう。

これなら油を片付ける手間もない。

2万円程するが油不要だと考えれば高くもない。

常設する場所はないので毎回収納すればいいか?

しかしよくよくスペックを眺めると馬鹿でかくクソ重い。

高さが38cmで5.8kgもあるぞ。

普段旅行で背負ってるリュックサックより重い😓

毎回収納したりキッチンに出すのはどうなんだろう。

そこでもう少しコンパクトなノンフライヤーを探すうちにコンベクションオーブンにたどり着いた。

(写真はテスコムTSF601)

コンベクションオーブンとは庫内に対流(コンベクション)を発生させて熱風で焼くオーブンで古くは1970年代から存在しており新しい製品というわけではない。

イメージとしては外はカリカリ、中はジュワーだ。

1300W前後の熱源で高熱を循環するためオーブンレンジに比べて庫内の容積(特に高さ)がないのが弱点だ。

ガスを熱源で電気をファンやコントロールにした庫内が大きなコンベクションオーブンもあるが設備投資に金がかかる。

電気式コンベクションオーブンは本来はオーブン機能だが発売されている多くの製品がこの3つを備えている。

オーブン ➕ トースター ➕ ノンフライヤー

そしてドライフルーツなどを作るフードドライヤーと低温調理の追加機能を持つ機種もある。

全体的に壊れやすいのがたまにキズのようだ。

あれが壊れたからこれに買い替えたというコメントが散見されている。

この製品は何がいいかってトースターの機能もあるので使っているオーブントースターと置き換えれば場所に困らない。

トースターは約3年前に買ったが食パンやめてフルグラを朝食にしているので今や隔週くらいで食べるピザでしか使っていない。

設置対効果が非常に低くなっているので入れ替えは願ったり叶ったり。

それに2300円で購入して2年使えたので投資の回収もできた。

売れ線の家庭用なら幅奥高40cm x 40cm x 30cmの空間があればオーブントースターを置き換えられるはず。

他にスチームと熱風のコンビネーションで調理するスチーム式コンベクションオーブンというのもあるが価格もそれなりなのでヒーター式コンベクションオーブンのみを検討した。

ノンフライヤー以外にも是非作りたかったスペアリブもいけそうだしクリスマスシーズンなら鶏モモ焼きも作れるし石焼き芋も電子レンジより温度管理が簡単そうなので置き換えられる。

内部温度を管理して蜜がトロける石焼き芋を作っている人もいた。

普段作っているピザも焼けるしピザ用のオートミール+豆腐の生地も焼けそう。

もちろんノンフライヤーとして唐揚げ風や豚唐揚げ風で酢豚もできる。

スーパーであとは油で揚げるだけの状態で販売されているポテト、コロッケ、海老フライ、トンカツ、牡蠣フライ、イカリングなど冷凍食材なんかもノンフライヤーに使えそう。

ポテトや肉以外の油が少ない食材は軽くオイルスプレーすればいい。

実際にコンベクションオーブン使っておいしそうに食べている人もいた。

なろうで覚えたカトルカールの小麦粉をオートミールに置き換えて作ってもみたい。

但し前述の通り庫内の高さがないのでケーキも膨れ上がった状態で7-9cm程度の食材焼くのが限界だろう。

購入時は庫内サイズもよくチェックした方がいい。

それでも夢は広がる。

焼き魚にも使えそうだが臭いが残りそうなのでこれまで通りガスグリルがいいな。

難点は全ての製品が出力1KW以上あるので今のレンジ台のコンセントでは容量が足りないので元のコンセントから直接電源ケーブルを引く必要がある。

少しいい延長電源ケーブルを用意しよう。

長時間の調理があるのかわからないが電気代も結構上がりそう。

それでも料理のレパートリーが大きく広がりそうで嬉しい。

さて、機種選びだ。

途中経過は端折ってこの3機種に絞った。

テスコムTSF601

タイガー魔法瓶KAT-A130

アイリスオーヤマCMOT-S040

ざっくり特徴は、

テスコムはアメトークで紹介されてこの調理器具を世に広げた製品で低温調理も出来る。

タイガーは低温調理機能はないもののKAKAKU.comでの評価も高く二重ガラスで遮音、遮熱性に優れて隙が無さそう。

アイリスオーヤマのは低温調理もできる高機能格安品というポジションか。

人気のテスコム、安定のタイガー、コスパのアイリスだろうか。

アイリス製品はスペックでヒーター/スチーム方式となっているがどんなオーブントースターでも使える素焼きのスチーマーが付属しているだけなので誇大表記かも?

あとテロンギ、シロカ、象印あたりが家庭用の老舗だろうか。

高ければ高性能で壊れにくいわけでもないのでこの製品は難しい。

(あくまでレビューなどをサーチした個人的な印象です)

ミーハーなので売れ線のテスコムを買おうとショップを探した。

しかし納期がとんでもない😓

ショップは多いが取り寄せで1〜2ヶ月待ちが当たり前だ。

テレビで紹介されているのとコロナで自炊が増えているのが影響しているのだろうか?

すぐ欲しいのに1ヶ月以上待ったら忘れそうだ。。。

そこでタイガーかアイリスの選択になりどちらも3日以内発送のショップがある。

価格はテスコムとタイガーが1.4万円台でアイリスが1万円弱だった。

たまたま楽天内のショップでアイリスが1.1万円で3千ポイントの付与があったのでCMOT-S040に決めた。(記事書いている時はアマゾンもキャッシュで即納8.7千円まで下がっていた)

外部奥行きが40cmあるので写真はパンを2枚ではなく4枚焼いている。

この調理面積はタイガーの3枚に比べてアドバンテージになる。

難点はテスコムやタイガーの直感的なつまみネジ+デジタルの操作と違いボタン+デジタル操作なので面倒そう。

それにタイガーの高評価と二重ガラスの頑丈そうなイメージにも後ろ髪を引かれた。

コンベクションオーブンの歴史はスチームの時代から40年以上経過しているが家庭用小型電気タイプが発売されたのがここ10年で大手参入はつい最近だ。

それもオーブン調理器具よりも低温調理器具として認知度が高まって今後徐々にオーブン機能も認められて入れ替わっていくのではないかと考えている。

オーブンレンジ + オーブントースター

電子レンジ + オーブントースター

を組み合わせて使っている人たちがコンベクションの価格低下とともに

電子レンジ + コンベクションオーブン

に切り替えが進んでいく。

そしてコンベクションオーブンの家庭用小型タイプはまだ発展途上で壊れやすそうなので電子レンジのように10年以上使うというより低温調理など新しい機能が付与された都度買い替えがいいのかも知れない。

だから品質は未知数でも安くて高機能なアイリスオーヤマのCMOT-S040で正解だろうと自分を納得させ到着したら即使いたいので揚げ物の冷凍食材を物色するためにスーパーに出かけた。

酢豚を作るつもりで見つけたコンベクションオーブンだけど多機能なお陰で目的が変わってしまった😏

そういえば低温調理機能もあるのでおやつに鶏のささみジャーキーとか朝食のフルグラ買うのをやめてグラノーラ単品に自家製ドライフルーツを入れるのも面白そう。

暫く使ったらレビューしてみたい。


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