低温調理ができるコンベクションオーブンCMOT-S040でドライフルーツを作ってみた。
今回は全て80度のコンベクション(対流)モードなので低温調理用でないコンベクションオーブンでも作ることが出来るはず。
バナナ
まずはドライフルーツといえば定番のバナナだ。
輪切りにして80度で4時間乾燥させた。
見た目は悪いしなんだこれ?と最初は味にも文句を言って食べていたが癖になりあれよあれよと無くなった。
店売りの砂糖やシナモンも添加していなかったし少し厚く切ったのでドライフルーツというよりソフトフルーツでこれはこれで自然食品という感じがしてほのかなあまさもよかった。
食感も少しねちゃっとしてバナナキャラメルのよう。
2回目は次のドライフルーツと共にさらに薄く切って作ってみるとカラカラに乾燥してスーパーで販売しているドライフルーツと同じパリパリな食感になった。
でも個人的には少しねっとりしている厚めに切ったバナナドライフルーツの方が好きだ。
柿
140円で買ってきた種なし柿を食べていてふと半分をドライフルーツにした。
コンベクション80度4時間だ。
柿チップスは自然の甘さでとてもおいしい。
おいしいはおいしいがこの欠片7枚だけ70円はいくらなんでも高すぎる。
ドライフルーツは縮んで小さくなるので安い果物で作らないと金かかってシャレにならん。
やっぱりドライフルーツのコスパはバナナで店でバナナチップスばかり販売しているのも理解できる。
パイナップル
ひと玉100円でパイナップルを見つけたので半分生で食べて半分をドライフルーツにしてみた。
コンベクション80度4時間だ。
生で食べると酸っぱさの方が勝っている安物だがドライフルーツにしてみるとどうだろう?
切り方はドールの通り頭とお尻を切って4等分にして芯を切り落としてイチョウ切りだ。
パイナップルは水分が多いのでかなり薄めに切ってみた。
半分の50円分なれどかなりの量ができた。
酸味が凝縮されているが乾燥しているので緩和されてパインの凝縮した味が口に広がりおいしい。
それよりも少し厚めに切ったものは生感が残ってパインジャムがついてねっとりしていてさらにおいしい。
これで50円ならあり。
八百屋さんで安くて酸っぱいパイナップルを探す日課が増えそうだ。
サツマイモ
200円で1kgを越える紅はるかを入手したのでその一部をスライスしてドライフルーツ、じゃなくドライポテトを作った。
まずは一旦電子レンジで40分温めて石焼き芋風に甘くしてから乾燥させた。
コンベクション80度4時間だ。
厚いのはまさに焼き干し芋だ。
薄いのは粘りがありねちゃっとしたサツマイモキャラメルだ。
もう少し薄くしないとサツマチップスにはならないようだ。
電子レンジで温めた石焼き芋風をそのまま食べた方がうまいな。
りんご
りんごのふじが格安で販売していたのでひと玉の7割をドライフルーツにした。
りんごはフルーツの中では苦手な上百円を割っていたのでどうせ酸っぱいのだろうと期待せず切ったら蜜が広がって甘かった。
火力と時間は上に同じ。
他のフルーツに比べて固いのでかなり薄く切ることができた。
だからカリカリになった。
味はぼやけててイマイチだ。
数枚口に放り込むと水分が戻りリンゴジャムのような味と食感になる。
ただ中途半端にリンゴジャムやアップルパイの薄味なのであまりおいしくない。
これは全部生で食べればよかった。
フルーツを5種ほど試してみたけどまた作ってもいいのはコストに見合った味でバナナかな。
パイナップルもひと玉百円で見つけられれば作ってもいい。