昨年9月より初めて発症した機能性ディスペプシアが2月頭で三度目の発症となった。
初回が10日程度で落ち着き2回目がかなり長引き2ヶ月強罹っていた。
その後軽い胃もたれは数度あり過去に処方されたガスモチン(モサブリド)の残りを服用しておけば翌日に引きずらなかったので悪化の予防にもなっていたようだが、
突然ドカンと襲ってきた。
またきてしまった!という絶望感だ。
実はその日のランチまでは何も症状がなかった。
過去1週間特に胃もたれも感じていないしガスモチンも服用していない。
前日までのランチと夕食の履歴を見る限りそれほど油っぽいモノを食べていたわけでもない。
- パンと惣菜、シャケと餃子
- 寿司、カキフライ
- 鯛雑炊、回鍋肉
- お好み焼き、エビチリ
- ピザ、スペアリブ
- 唐揚げとコロッケ、シャケと焼売
- 回転寿司、すき焼き
たまたまホワイトボードに残っていた発症まで1週間分の献立だ。
寿司、パン以外の主食は全てオートミールでフライ物は全てコンベクションオーブンなので大して油は使っていない。
あとピザはオートミールと豆腐が生地でお好み焼きはオートミールと小麦粉のミックスだ。
発症当日の体調もよく天気予報の最高気温が12度でも体感はポカポカ陽気で暖かく電動アシスト自転車で遠征していた。
遠征といっても10km程度先のショップに買い物とショッピングセンターのお店でパンをランチにして帰ってきた。
ここまでは何とも無かった。
血糖値上昇防止のためいつものようにオクラ納豆とモズク酢を夕食前に食べる。
この時点でも何の違和感もない。
当日のメニューの目玉焼き、はんぺん焼き、豆腐、刺身、レタス、白菜浅漬け、オートミールのうち目玉焼きを食べ始めて初めて症状が襲ってくる。
お腹の左上に違和感があり胃が鉛のように重く感じる。
この時点で機能性ディスペプシアがやってきたと判断した。
すぐにガスモチンを飲んで食事を続ける。
軽い吐き気も襲ってくるがもう少し食べないとお腹が空いて眠れないので何とか食べた。
レタスとオートミールを残して腹八分目でやめておく。
そこから体調が一気に悪化していった。
吐き気は継続して座っていたら腰が痛くなる。
しばらくすると室温が下がっているわけでもないのに寒気がする。
まさか発熱でもしているのか?と体温を測っても平熱だ。
部屋を更に暖めても寒いので風呂に入り湯船に浸かって40分経っても身体が温まった感じがしない。
強いだるさも襲ってきて読書する気も失せたので20時にはベッドに入ってそのまま就寝した。
経験していないとまるでコロナウィルスの初期症状を疑うような症状だ。。
夜中2時に目覚めた時には消化を終えていたのか体調がすっかり戻っており二度寝で7時まで寝て朝食にする。
お腹に何もなければ調子が戻る。
朝食はフルグラに牛乳とトマトジュースだがフルグラの量を半分にしてバナナを一本追加した。
もちろん食後にはガスモチンを服用した。
やはり胃が活動停止しているのか夜と同じ症状がやってくる。
ジムもサボった。
ランチは出来るだけ消化が良さそうなきしめんと茶碗蒸しだ。
食道の通じているお腹の左上から真ん中あたりにかけて鉛でも飲んでいるかのように重い。
当分食中食後が辛くなる。
前回原因として疑っていた三つは冤罪だった。
- 朝食の野菜スムージー
- えごま油
- 油っぽい食事
スムージーを作って飲み始めてしばらくして初回の機能性ディスペプシアが起きたことから疑っていたが止めても再発したので無罪だ。
当時医師も野菜スムージーが機能性ディスペプシアの原因の可能性はゼロだと指摘されたが飲むと胃が重くなる気がして止めていた。
気のせいだった。
えごま油も初回発症まで毎日飲んでいたが発症後やめていても再発したのでこれも無罪。
油っぽい食事はこれまで1日おきに焼き魚か煮魚のローテーションだったがスーパーにお買い得な魚が販売していなかったので頻度が落ちた。
ここ1週間魚料理が減っていたのは若干は影響しているかもしれない。
それでも自分の中ではそれほど油っぽい食事ではなく1月前半の方が悪かった。
機能性ディペプシアのきっかけとして変化点や疑いのある事象はこの7つだ。
- オートミールを主食
- 人工甘味料利用
- 食前にモズク酢
- 常用薬がスタチンからゼチーア
- テストステロン補充後3週間
- 老化
- コーヒーの量が極端に減少
思い当たる節が多すぎて困る。
オートミールに主食を変えて9ヶ月経過して発症しているので直接の原因ではないはず。
しかし胃は元々強い方だったのに関わらず突然発症した年度にオートミールを主食に変えたのが偶然と思えず複合原因のひとつの可能を否定できない。
ただご飯に比べて血糖値の上昇が緩やかで食べ過ぎても内臓脂肪がつかないというメリットがあるので今後もオートミールはやめたくはない。
人工甘味料は昔からカロゼロコーラを飲んでいたので普段からそれなりに摂取していたがオートミール蒸しパンや最近ではオートミールパウンドケーキでラカントSもどきを多用している。
まさに2020/8後半から蒸しパン作りを開始しており初回の発症と重なる。
そして蒸しパン作りに飽きていたが1月にコンベクションオーブンを購入してパウンドケーキ作りに精を出し消費量が増加しているので状況証拠として最も怪しい。
2回目の胃もたれの始まりも人工甘味料をたっぷり使ったオートミールクッキーがトリガーになっていた気がする。
ゼロカロコーラの消費と合わせて人口甘味料の消費増加が発症のトリガーになっている可能性が否めない。
この低GIのオートミールと人工甘味料ふたつの類似点は血糖値が上がりにくいこと。
ネットでも機能性ディペプシアと血糖値の関係に言及している研究は見当たらないのであくまで体験による仮説だが、
血糖値が上がりにくい食生活や逆に血糖値をバンバン上げ続ける食生活を続けていると血糖値をトラッキングしている体内センサーが故障して胃に食物が入ってきても活動を忘れてしまうのが機能性ディペプシアのきっかけではないかと考えている。
実体験と糖尿病患者にも機能性ディスペプシアが多いという情報による素人仮説だ。
パウンドケーキ作り、もとい人工甘味料の使用は当面ゼロにしよう。
パウンドケーキは作るなら小麦粉と砂糖オンリーだ。
モズク酢には悪いが前回の症状で何ヶ月も中止して久々に食べたくなり再開した2日目に発症したので偶然と呼ぶには無理がある。
冤罪の可能性もあるがこちらも当面食べるのをやめておく。
高脂血症治療薬のスタチンをやめてゼチーアに変えたのも昨年の2020年だった。
小腸のコレステロール吸収を強力に邪魔する阻害する機能が何らかの影響を与えているのも疑わしい。
ただ初回の発症はスタチンを切り替えていた時期なので影響は少ないかもしれない。
持病で男性更年期障害持ちなので月に1回テストステロンを補充している。
この持病のせいで自律神経が乱れ機能性ディスペプシアになっている可能性も高い。
今回はテストステロン補充から3週間なのでそのせいで自律神経が不安定になっている疑いもあるが初回の発症が注射から1週間だったので微妙だ。
それでも機能性ディスペプシアはストレスによる自律神経の乱れで発症すると指摘している医師ばかりなので否定するわけにもいかない。
ただ世の中の原因不明な疾病をストレスで片付けていると医療進歩の障壁になる気がする。
あと老化は否定する気にもならないくらい影響していそう。
コーヒーのカフェインは胃を刺激するので機能性ディスペプシアによくないと言われているがここ1週間摂取量が極端に少なかったので発症のトリガーではなさそう。
どちらにしろ普通のコーヒーは当面やめてデカフェにする。
前日作って冷しておいたラカント入りオートミールパウンドケーキはもったいないが捨てた。
カロゼロコーラも残りを捨てて水分は麦茶とデカフェだけにした。
消化のいい食事に変えたが更に悪化すれば残っているタケキャブを服用して粥中心の食生活に変えないといけない。
そしてまた通院だ。。
さて今回の症状はどの程度で治ってくれるのだろうか?
ちなみに今後コンベクションオーブンで脂っぽいレシピ記事が出てきますが全て発症前に作ったモノなのでご承知おきを。
2/21追記
2/3-2/19で今回はおさまった。
胃の重さはしぶとかったがガスモチンだけで胃痛まで悪化せず胃液を抑えるタケキャブやタケプロンを飲むこともなく済んだ。
あれを飲み出すと胃炎を悪化させない為に胃液を抑え消化力が落ちている状態で胃の運動を活発にさせる例えるならエンジンオイル不足でエンジンぶん回すような状態になるので中々治らず前回は回復まで2ヶ月コースだった。。
少し胃が重いと気がついたら早め早めの消化剤(ガスモチンなど)が機能性ディスペプシアに有効なようだ。