先日柔道家の古賀稔彦さんが癌で亡くなられた。
腎臓を摘出したという報道があったので転移もしくは病巣がそこにあったのだろう。
情報番組にて柔道連盟評議員の溝口さんの話によると古賀さんは健康志向だったという事なのでそんな方でも亡くなられてしまうのが癌の怖さだ。
以前癌の血液検査メタロバランスを受けた時に癌発見99%以上の精度を誇るマイクロRNA検査が将来2万円程度になるというニュースを見たが県内のクリニックでもまだ26万円かかる。
検査方法 | 採血 |
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検査結果 | 3~4週間 |
料 金 | 【ミアテスト】(税込) 乳がん 28,000円 膵臓がん 48,000円 【ミアテストプラチナ】 3項目 ~ 130,000円 男性12項目 260,000円 女性13項目 260,000円 |
出典 上豊田駅前クリニック
しかしこの検査は腎臓がんも判定できるので古賀さんがこの検査を定期的に受けていれば早期発見できた可能性もある。
出典 上記と同じ
早く過去のニュースの通り費用が2万円程度まで下がって気軽に受けられるようになって欲しい。
もしこの検査を会社や国保の定期検診の保険制度で受けられるようになれば早期発見ができて重症化癌患者が1/10まで減るかもしれない。
別に胃カメラを飲まなくてもエコーを受けなくてもCTを撮らなくても健診で受けている血液検査のついでに検査することができるのだ。
癌治療患者が年間80万人から8万人程度まで下がれば健康保険や国庫の出費がかなり下がるのではないだろうか?ソース
仮定で80万人の内10万人が毎月保険料で50万円の高度医療を受けていると想定すると月に450億円は節約できるので損得考えれば例えば40歳を越えたら隔年でRNA検査を無償義務化した方が国が負担している高額医療費が減ってお得かも知れない。
国民の税金やら国債でサービスを賄っている厚労省は詳細なデータを持っているはずなので損得計算をしてマイクロRNA検査が安くなるようバンバン推進して欲しい。
人工透析と同じで癌治療も高額なので利権が絡んでくると思うがクリニックや私立病院よりも大型公立病院の方が癌治療患者が多いと思うので医師会という利権の権化組織の抵抗勢力は突破できそう。
とりあえず今しばらくマイクロRNA検査は高額で受けられないので今年も通常の検査をする。
昨年作った検査リストを更新した。
年齢 | 49 | 50 | 51 | 52 | 53 | 54 | 55 | ||
費用 | 間隔 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | |
PET-CT | 自費 | 10年毎 | ● | ||||||
頭部MRI/MRA | 自費 | 隔年 | ● | ● | ○ | ||||
顎部CT(デンタル) | 自費 | 5回 | |||||||
胸・腹部CT↓ | 保険 | ― | 2回 | 1回 | 1回 | ||||
80列CT(低被ばく) | 自費 | 隔年 | ○ | ○ | |||||
胃カメラ | 保険 | 毎年 | ● | ● | ● | ○ | ○ | ||
大腸カメラ | 保険 | 隔年 | 3回 | ● | ● | ○ | |||
血液検査 | 保険 | 年2回 | ● | ● | ● | ● | ● | ○ | ○ |
眼底眼圧検査 | 保険 | 隔年 | ● | ○ | |||||
血管年齢 | 自費 | 年1回 | ● | ○ | ● | ○ | ○ | ||
腹部超音波(膵臓等) | 保険 | 年1回 | ● | ● | ○ | ○ | |||
検査で発見された疾病 | 食道ポリープ | 大腸癌 | 胆石、胆嚢ポリープ |
今年はインプラントを入れるため顎のCTを既に5回も撮っている。
バシバシ何度も撮るのでどれだけ放射線浴びているんだと怖くなった。
調べてみると一般的な胸部CTが約5mSv、頭部で約2mSv、低線量タイプのCTだと約1mSvで歯科CTは79〜111μSvらしいのでかなり少ないことが分かって安心した。ソース
胸部CTを早3年取っておらずPET-CTで発見された右上肺の結節が気になるが被ばく量も気になるので今年もパスして来年は受けようと考えている。
マイクロRNA検査が数項目で受けられるクリニックも増えているようなので肺だけを安くうけられないものだろうか?
カメラ、超音波、MRIで見つけられるならそちらでいいので検査にCTが必要な部位と甲状腺がんだけマイクロRNA検査にしたい。
頭部MRIは隔年なので夏ごろまでに受けよう。
ただMRIの閉所恐怖症が年々ひどくなっているので今年はオープンタイプのMRIを導入しているクリニックを探して受けるつもりだ。
MRIとセットで受けている頸動脈プラーク検査はLDLコレステロールが高いので昨年同様に腹部超音波検査と共に受けられないかかかりつけ医に確認する。
保険適用できるかは医師の気分次第なところもあるのでダメだったらMRIとセットにしよう。
胃カメラは3年毎、大腸カメラはガンを切ったので毎年受けたかったが医師の指示で胃カメラを毎年、大腸カメラが隔年となった。
5年間は毎年受けるつもりだったが大腸がんを見つけてくれた医師の判断なので何か理由があるんだろう。
医師に逆らってそれ以上を望むなら自費になる。
眼底検査は今年予定しているができればやりたくない。
やるたびに飛蚊症が酷くなっていき車の運転に支障が出る。
あと古賀さんが摘出された腎臓だが今のところはeGFRでチェックを続けて腹部エコーで診て貰う。