生ゴミを捨てるキッチン三角コーナーによくわからない執着がありいくつも試してこれじゃないと替えてきた。
そして半年ほど前に究極と思われる三角コーナーを入手した。
ただこれでも使い続けると気に入らない点が出てくる。
そこでせっかく3Dプリンターを持っているので究極のキッチン三角コーナーを作ろうと構想3年設計30分でモデリングを完成させた。
【蓋】
【本体】
【脚】長さ18cmの角棒、3Dプリンターでもいいし調達してもいい
本体と蓋の扇状に磁石を接着して扇状の蓋を被せて四角の穴に18cmの棒を差し込めば完成する。
水切りネットを本体にかぶせて蓋を磁力で固定すればネットは流し台に足しか接触しない理想のキッチン生ごみ受け(三角コーナー)ができると考えた。
試作して足が不安定なら補助の梁でもつければいい。
磁石も百均で準備した。
しかし3Dプリンターで印刷をすると一層目の印刷でどうやっても剥がれてきてぐちゃぐちゃになる。
試行錯誤で先日のスプレーのり対策で印刷できるまでには復活したがこのサイズを作ると反ったりインフィルからパーマみたいなのが出たりと精度が出ないので製作を断念した。
これまでの三角コーナーはママチャリカゴのミニチュアみたいなスチールラックだ。
これに水切りネットをかけて使用している。
重いので水を被っても安定しているし網目が荒いので汚れが付きずらい。
裏を軽くスポンジで拭くだけでメンテが終わる。
究極の三角コーナーだと使っていたが底面が流し台の底に接地するのでその部分の水切れが悪く生ゴミから臭いが出やすい。
細かいゴミならまず問題ないが大きな生ゴミを捨ててその上から液体の生ゴミをかけると水分が底に溜まってしまう。
冬の間はいいがこれから梅雨や夏にかけては気になる。
そこで底に接地するのは脚だけにして磁石で固定して水切りネットだけで生ゴミの自重を支えようとしたわけだ。
3Dプリンターの調子がよくなかったので三角コーナー全てを作るのは断念してスチールラックに合った脚だけ作れば水はけがよくなるのではないかと考えた。
パーツは3つで脚2本とそれをサポートする円柱の支柱1本だ。
まだ3Dプリンターが完調ではなかったので支柱の精度がうまく出ておらず右側が先細りしているが二液混合接着剤で固定するので問題はない。
強度のために前方にも支柱を入れるか悩んだが水切りネットの目から出てくる汚水が常に掛かる位置なのでやめた。
このフィラメントの材料のPLAは水を吸って中に貯めてしまう。
暗いが足の上方にはスチールラックの底の針金を支えられるように溝を入れスチールと脚を接着剤でくっつけた。
実際に置いてみると強度に問題もない。
水切りネットを張って生ゴミを入れると底に水分が溜まることが無くなった。
臭いも出ない。
いいものができた。
PLAの充填度を高く設定したわけではないので素材に水分が入り込み臭いが出てくる可能性があるので塗装するのが正解だと思うが我が家にそんな機材は揃っていない。
脚から臭いが出たらその時は捨てて印刷すればいい。
あと後ろのフックが邪魔なので切り落としたいところだが工具を買うくらいなら最初からフックがない似たようなスチールラックを百均で探した方がいい。
それに合わせて脚を3Dプリンターで作り直すか。
「究極の三角コーナーを求めて」をライフワークにするか(イヤイヤw