暇な時や何かをしながらでいつも地上波放送をつけていた。
料理をしながら、本を読みながら、ゲームをしながら、PCやスマホで何か調べていながら、作業をしながら、テレビで地上波が流れていた。
それが今はYoutube視聴に取って代わった。
テレビをつける = YoutubeかVODのいずれか
であり先日の安倍総理の事件や地震など大きなニュースでもないと地上波放送に入力を合わせることもなくなった。
そういえば最近は地震もまずTwitterをチェックして気象庁のページに飛んでいる。
あと旅行先のホテルでその土地のローカル番組を眺めるくらい。
次テレビを買い替える時にはチューナー無しモニターにしてNHKの契約を止めることができる。
年間1万4千円といえどNetflixのベーシックプランとアマゾンプライムに同時加入できる金額だ、馬鹿にできない。
時事ネタはそこそこ中立な報道に留意しているテレ東BIZのYoutube動画が主な情報源だ。
ただ「日経(新聞)よく読み財務省に騙される」とも言われているので経済については色々な人の情報を集めるのがいい。
他には音楽、Vtuber、経済、政治、キャンプ、ガジェット、移住、旅行、料理、健康、ゲーム、レトロトイなどのチャンネルを適当に登録したり解除したりして観ている。
以前ご紹介したチャンネルは登録解除しており次から次へと登録を替えている。
さて第2回目となる最近注目しているYoutubeチャンネル夏バージョンをお届けしたい。
最初はゲーム紹介チャンネルだ。
更新回数が少ないのが残念だがその代わりにひとつひとつの解説が濃い。
友達を集めてその場でプレゼンしてゲームを紹介していく形式を取っている。
会社のプレゼンとは全く別物だがリアルタイムに合いの手や感想を入れて友達の間でワイワイやっているのを眺めているという感じが出ている。
だがおそらくセリフや段取りは決まっているのだろう。
だからこそとてもわかりやすい。
このチャンネルは友達何人かで運営しているようだが最近声優がワイワイやっているチャンネルがあるがそれに近いのでYoutubeに向いているコンテンツだ。
2人で説明する動画は登録商標問題があったゆっくり茶番劇の霊夢と魔理沙が有名だが、
ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙のイラスト(東方ダンマクカグラ公式YouTubeチャンネルから引用)
今後リアルな声でこういう解説形式も広まっていくのではないかと可能性を感じる。
そして紹介しているゲームを遊びたくなってしまう。
選んでいるゲームも絶妙でリンダキューブは買おうか悩んで、ゼノブレイドクロスをやりたくなり千円でブックオフにドナドナしたWiiUを買い戻そうか真剣に悩んだくらいだ。
このために中古で合わせて1万円くらい出すのはキツイのでやめたがいつかスイッチあたりを買ってリニューアル販売されたらやってみたい。
あもとっとチャンネルは雑学系なのだ。
動画数が15本と少ないがブラックユーモアのセンスが高いのだ。
数日あれば全作品が観れてしまうのだ。
ためになるのはマルチ商法や個人勢VTuberの成りすまし、知識になるのが世界のやらかした人、面白いのが地球平面説、腹を抱えて笑ったのがテスラ缶なのだ。
語尾が「なのだ」の主人公のずんだもん(VOICEVOX)は無料テキスト読み上げソフトでゆっくり解説(AquesTalk)同様に色々なチャンネルで解説系動画になり始めている。
だーまめチャンネルのウォルマートが嫌われた話などは分かりやすくまとまってる。
水道事業奮闘記のたまちゃんねるもいい。
どちらかといえばこれらチャンネルよりずんだもんの使用メリットに注目している。
ゆっくりのAquesTalkはソフトのライセンス料金の年間支払が発生するが昨年発表されたVOICEVOXはクレジット表記さえすれば収益化利用も無料なので参入がしやすく今後ニッチ分野で一気に広がっていく。
他にはVOICEROIDやVOICEPEAKなどがあり買切りで商用利用も可能になっている。
2万円台の買切りでVOICEPEAKの滑らかな発音は凄い。
でも無料で使い始められて、目新しさがあり、キャラ自体にそれなりの人気がある事を考えるとVOICEVOXがよさげ。
VOICEPEAKはなろうなどテキストが公開されている小説を読み込んで自家製オーディオブックを通勤などで聴く為に作るのに便利そうだ。
音声6種もいらんので1種だけを7000円で売ってくれたら買いたい。
狭く深い知識をお持ちの方で顔出しは嫌だけどyoutubeで金儲けを志すならVOICEVOXとYMM4を連携して口パクと瞬きつけてPSDTOOLで絵のアクションを入れてAVIUTILで動画編集あたりを勉強して作品を作ってアップしていけばいつかは生活費の足しくらいの稼ぎが出るかも。
VOICEVOXでキャラもいくつか追加されているけど初期キャラで聞きやすい声のずんだもんと四国めたんをゆっくりの霊夢と魔理沙の代わりに使用するのがよさそう。
ずんだもんは東北6県を応援するキャラクターの東北ずん子の手に持つ武器のずんだアローが変形した妖精で人気化させる為に美少女にしたという設定くらいは動画で利用するなら知っておいた方がいい。
この手の退職ノウハウ系ってまだお目にかかった事ないしブログやめて動画で若者向けに転換しようかなw
それともスマホ系の少しマニアックでお得情報に振ったチャンネルを作る方が得意かな。
タイミングとしてはVOICEVOXが普及し始めの今がチャンスだ。
顔出しやVTuberと比べても編集作業が面倒なので参入は容易でも継続障壁は高い。
でもサヨ編の会話スクリプト作るだけでも面倒なのにネタ探しと動画の編集なんて始めたら1日仕事仕事に逆戻りで辞めた意味がない。
次はダークウェポンズだ。
ゆっくり解説の軍事雑学系チャンネルだ。
どこからこのチャンネルに入ったのか記憶がない。
武器マニアでもあるようだが武力衝突や政治的な背景も客観的に解説している。
現在はロシアの侵略戦争に関する話題も豊富だ。
他には東京に核が落とされた場合など普通のチャンネルで表現しないような事を淡々とシュミレートしたり中国が沖縄侵攻した場合を一定のリアリティをつけて説明している。
社会的な話題だと民間銃保有世界7位のスイスが銃の事件数が少ない理由などは興味深い。
中国の最新空母の実力は?あとどれくらいでアメリカに追いつきそう?という話題も参考になった。
地上波や新聞記者のド素人が書いている記事よりしっかりしている。
もちろん兵器マニアっぽく個人が買える戦車とか日本の秘密兵器!とか男の子の心を鷲掴みにする話題もやっている。
沖縄PR系VTuberかと
沖縄生まれ沖縄育ちの20代のVTuber女の子が地元の魅力や観光スポットや習慣などをゆるーく紹介している。
だから旅行に行く前にググってガッツリ周る場所を決めるためとか、移住を本気で考えているから調べよう、ではなくなんとなく沖縄が好きでなんでもいいから色々知りたいという時にダラダラ観るのが向いている。
初回投稿からスタッフが居て自分でアイデア考えて自分で編集してという叩き上げYoutuberではないようだが沖縄の若い子の視点の情報って数が少ないので貴重だ。
ゴリ☆おきなわチャンネルより尊い。
ゆるい中にも沖縄スーパーの二つ名紹介とか新しい世界遺産とかスパムじゃないよポークだよ、沖縄あるある、玉陵はいいぞ!などためになる動画もいっぱい混ざっているので油断ならない。
好きなのは学校あるあるやパチスロ吉宗のそこにあるかもしれないを沖縄三線アレンジで歌っているのもとても趣味がいい。
自力連チャン確定させるなら爺を選ぶべきだがこの曲聴くために姫を選んでたの思い出した。
このチャンネル知っていたらスーパーの二つ名は沖縄旅行記で活用したかった。
野菜天ぷらとさやいんげん天ぷらにお好みソースかけてぜひ食べたい。
あと玉陵(たまうどぅん)知らんかったけど行きたくなった。
目的が沖縄のよさを世界に伝えるためなので視聴者ターゲットが浅く広いため登録者数は伸びていないのがもったいない。
当たり前だけどターゲットを絞れば絞るほど集まりやすい代わりに上限が低くなる。
さいごに
今回はこの4つだ。
気がついたら顔出し動画が無くなっていた。
しかしどう考えても顔出しで撮影して編集してテロップ入れるだけで収益上げられるなら断然に楽だ。
だから最近思うのは一芸がある人の進む道は吉本のNSCではないか。
例えばボディビルダーもやっているとかモデラーとかゲーマーとかDIYで生計立てたいとか手相占いとかスマホの解説とか家電解説とか朝から晩までレビューしてたいとか元々お笑いの話術を持っていたのでYotuberとしても成功している。
アメトーークの〇〇芸人ならその世界で動画始めればそこそこ戦えるはず。
売れなくても喋りのプロなので素人が解説するより話が入ってきやすい。
これまでは子供に一芸があってもプロが無い業界だとそんなものでは生計が成り立たない。
だから良い学校へ行って良い会社に入ってから趣味としてやりなさいと宥めていた親も特別な才能がありそうならNSCの入学を検討してあげたらいかがだろう?
もちろんPCも買い与えて動画編集技術も学ばせる。
喋りといえばアナウンサーや俳優養成所や声優学校もあるが入学できる間口の広さと学費の安さならNSCだ。
お笑い+別の業種だけではなく他の二足の草鞋も強い。
例えばテレビばかり観ている人のお天気お姉さんといえば青島さん、新井さん、阿部さん、ちょっと古くて皆藤さんあたりだろうがネットの世界だとウェザーニュースの檜山さんあたりがお天気お姉さんの女王の座に君臨している。
彼女はお天気お姉さん + コスプレイヤー だ。
彼女の切り取り動画で数百万アクセスを叩き出せる。
ウェザーニュース自体の登録者数はそれほど高くないんだけど気象キャスターがコスプレイヤーやっている切り取り動画などは桁がひとつ違ってこんなにアクセス数が伸びるのかと驚いた。
気象キャスターのコスプレイヤーみたいな特異性で集客をしつつ天然キャラでアクセスが増加しているようだ。
テレビのようなマジョリティな視聴者のニーズに合わせて番組作りというより発信者の都合で色々な分野の細分化、マルチ化、複雑化が進んでその中で視聴者が面白い発信者に着いていく形になる。
こういうニューメディア上でどういった職業が人気化しそれがどう波及してという分析するような学問や研究をどこかの機関やらんかな?
あと最近気になるのがこれまでネットは文字中心だったのがYoutubeの収益化により動画が主戦場に変化したことによる人々への影響とかもいい研究になる。
5-6年前までは文字で検索してパッと見れば必要な情報が極短時間で得られたのに最近はグーグルが広告収益を動画にシフトしてしまったせいでいちいち動画を倍速なりでしばらく観ないと必要な情報が得られない。
旅行中にそれを如実に感じた。
グーグルのサービスが昔より使いにくくなっている。
一昔前なら演算子などを駆使して検索したり言語を変えて検索すれば簡単にレアな情報も文字で得る事ができた。
ブログにほとんどの情報が載っていたから。
検索能力が情報収集能力といえる時代もあった。
最近はレアな情報になればなるほど文字情報で見つけるのが難しくなっている。
文字の横や上に広告を載せてリンクで稼ぐビジネスモデルから動画で広告を表示させてカネを集めるビジネスモデルの方が割がいいのだろう。
ブロガーからYoutuberへのお引越し。
結局グーグル様の収益のご都合で全人類にインパクトを与え無駄な時間消費を強いているわけだ。
動画情報が増加するのは一見進歩のようだが文字情報が減っていくのは劣化でもある。
なーんていう研究とか。