奥歯にインプラントを入れてちょうど1年後に歯冠が外れた。
夕食前の納豆を食べていたら粘着性があるためか上の歯と下のインプラントと納豆で吸盤状になりポロリと外れた。
これまで取れるのが嫌でガムなど粘着性のある食べ物はできるだけ噛まないようにしていたが納豆を止めるわけにはいかない。
取れたので電話して予約してインプラントを入れた歯科に出かけた。
入れた当初はポロポロ取れて腹が立ったが今回は1年間もったので良しとしよう。
それにある程度の頻度でポロッと取れた方がインプラント周囲炎が起こってないかもわかる。
CTでは歯冠下の歯茎の様子はわからない。
ただ長期旅行中にポロリと取れると困るな。
クリニックで消毒をしてもらい麻酔をかけて歯茎を削ってインプラントを接着し直してもらう。
今回は4段階ある接着剤の下から2番目で接着してくれた。
前回は3段階の接着剤と言っていたが1年経って4段階に増えていた。
比較的新しい歯科なので色々試行錯誤している。
これまでは何度取れても頑なに1番弱い接着剤を使っていた。
メンテナンスがし難くなるために弱い接着剤を使っていると思っていた。
しかし以前は弱い接着剤、強い接着剤とだけ説明を受けていたが性質に違いがあるらしい。
弱い接着剤の方が水の浸透力があり普段の歯磨きで雑菌が飛びやすく歯周病になりにくいらしい。
強力な接着剤ほど水が隙間に入りにくくなる。
コンクリでも密度が高いほど強度が高いが逆に水が浸透し難いのと同じか?
建設関連は門外漢なのでコンクリに詳しいわけではなく一般常識だ。
前回そのあたりをもっと詳しく教えてくれていたらポロポロ、ポロポロまた取れた!と当時イライラしていなかった。
歯茎を削ったので数日痛みがあるかもと言われて帰ってきた。
しかし麻酔が切れても痛みは出なかった。
痛みに言及せず後から想定なく痛むよりはいい。
この医師も1年経って成長されているようだ。
またポロッと取れるのが嫌なのでインプラントの歯は5日間使わなかった。
そして1ヶ月経っても取れなかったので安定したようだ。
次は2年後くらいにポロッと取れるとインプラント周囲炎のチェックにちょうどいいかな?