お寿司は好きだが100円くるくる寿司はここしばらく食べていなかった。
でも節約生活で回らない寿司屋にいくのも経済的に厳しいので100円寿司を利用したい。
くるくる寿司といえば中部圏には老舗の丸忠がある。
昔は丸忠系列へ週1回以上通っていた。
大アサリとかサザエのつぼ焼きが好きだったし普通の寿司屋並みのネタとシャリなので重宝していた。
100円寿司の波に追いやられて店舗がどんどん減って近所になくなってしまい行かなくなった。
そして100円寿司の代名詞といえばかっぱ寿司。
中部圏に点在していたアトムボーイより不味いイメージしかないので長い間入店していない。
今はおいしくなったかもしれないが出来た当時のイメージが強く残っており6、7年前にも1度行きやはりダメだったので行く気にはならない。
あきんどスシロー(現 スシロー)が名古屋に初上陸した時には近所に別宅があったので通っていた。
週によってはほぼ毎日スシローで食事をしていた。
当時100円寿司とは思えないクオリティだったのでいきつけの寿司屋から鞍替えしていた。
徐々に薬っぽい味がするようになり気がついたら足が遠のいた。
あと、はま寿司は仕事帰りに食べていた時期はあるがノーコメントで。
くら寿司も同時期ランチに使っていたが食後気持ち悪くなったのでいけなくなった。
そして気がつけばくるくる寿司には年に数回も行かなくなっていた。
味がよくなっていることを期待し、くら寿司とスシローに昼夜連続で入って比較してみよう。
まず昼はくら寿司へ。
平日昼間開店と同時なので人はまばらだった。
ここの粉茶は好きだ。
エンガワ、紋甲イカ、鉄火巻き、エビ、つぶ貝、真鯛を食べてみた。
エンガワは脂が少なめで薄っすらと味がして水っぽくべちゃべちゃしている。
100円寿司でイカは食べてはいけないと考えているのだがあえて試してみた。
食感は紋甲イカっぽくいい感じにねっちゃりしている。
だが味は薄いし少し薬っぽい。
やはり厳しいか。。
鉄火巻きはマグロの味は弱いもののスーパーのお惣菜コーナーの鉄火巻きよりおいしい。
近所のローカル100円寿司やはま寿司よりスーパーのお惣菜の鉄火巻きの方がおいしい。
そのお惣菜よりおいしいからかなりいい。
ゆでエビは味も薄いが薬っぽさも感じなかった。
思っていたよりいける。
つぶ貝は予想通り味がない。
子供の頃からこんなつぶ貝食べてると寿司屋のつぶ貝は磯臭くて食べらられないかもしれない。
でも薬っぽさは感じなかった。
真鯛は予想に反して弾力があり食感はよかった。
以前のように気持ち悪くなることもないしイカだけが薄っすらと薬っぽかった。
改善されておいしくなっているのか味覚が変わったのかよくわからないがこれなら通える。
会計前に皿をカウンター回収システムに放り込んだらビッくらポン1回で当たってしまう。
中はポケモンのテープだった。
そして夜はスシローへ行った。
大通り沿いでかなり混む店舗なので出来るだけ早めの夕刻にいった。
当初は同じネタで食べ比べようと思ったがほっき貝と赤貝があったので思わず手を出しイカ、エンガワ、エビ、鉄火巻、鯛の7皿にした。
まず薬っぽさが一皿もない。
くるくる寿司をやめた原因はどの店も薬ぽい味がするようになり後味最悪になったからだった。
スシローも以前は同じだったが今回は薬っぽさを感じることはなかった。
近所のローカルくるくる寿司は未だに薬に漬けてありますよと主張してくる後味の悪さなのでスシローのクオリティは高い。
まずエビがエビの味がする。
蒸しエビは肉薄でも十分いけた。
イカは紋甲イカではなくアオリのようで味はいまいち。
ただイカで薬っぽい味はしないのはさすが。
エンガワはくら寿司より脂が乗って締まりがある分本来の味がわかるせいかヒラメでもカレイでもない別の魚の脂の味がする。
鉄火のマグロは柔らかくてうまい。
鉄火巻きばかり食べるのもありだ。
鯛も思っていたより弾力があり味は薄いがくら寿司といい勝負。
赤貝はフニャフニャで生臭さも味もなく目を瞑って食べたら何かわからなかった。
100円でおいしいクオリティにするのは至難の業なのだろう。
これも100円寿司でしか赤貝食べた事がないと普通の寿司屋の赤貝は別のネタだと思うはず。
くら寿司にはないネタの蒸しほっき貝はうまい。
どんな店で食べてもまず外れないのでこのネタは好きだ。
ちなみに生ホッキ貝は大好きなのだが高い店でも鮮度が悪く生臭さが強いことがあるので食べないことにしている。
久々のスシローで満足したがそこそこの規模の店舗なのにフロアにバイトが少なくて会計とレジで10分待たされた。
スシローとくら寿司は人それぞれ好みがあるのでどちらがいいとはいえないが食べ比べた店舗ではスシローの方がおいしかった。
それでも普通にお寿司を8皿とか食べていると800円以上かかるので普通にランチで通うのは難しい。
しかしうどんでお腹をある程度満たし底上げして足りない分を寿司食べればかなり安上がりになる。
かけうどんにイカの天やエビ天を乗せて230円で寿司を3皿食べれば600円以下でお腹いっぱいになるのでコスパがいい。
これなら週2でも通える。
くら寿司の七不思議の1つエビ天うどんが280円に対してかけうどんにエビ天をトッピングすると230円で済むので是非バラで注文しよう。
別の日にスシローでもうどんを食べてみた。
こちらには素うどんがないのが残念。
味は少しくら寿司の方がいいだろうか。
そして3回目のくら寿司ではうな丼680円を食べた。
うーん、びっくりするくらいまずい!
何がいけないかといえばご飯が水量間違えて炊いたような感じでベチャベチャで食べられたものではない。
よく食べるレトルトご飯の方がマシだ。
うなぎもヌチャヌチャした食感で680円では仕方がないのか。
ただ中国産だろうがうなぎの味がしていたのでもう少しうまく調理できていれば美味しく食べられたかもしれないので残念。
4回目くら寿司に行った時は濃厚味噌ラーメンを食べた。
太麺で魚介系スープも良く出来ていてうまい。
これで370円はありえない。
おそらくラーメン単品だけだと赤字ではないだろうか。
しかし量が半玉程度しかない。
替え玉を1皿で提供してほしい。
寿司を4-5皿食べてしまうので結局高くついてしまう。
その後くら寿司で素うどん+天ぷらと寿司3皿のセットを何度か食べている。
スシローではなくてくら寿司に通っているのは素うどんがあることと店員の対応のよさ。
スシローも店員の対応は悪くないのだが人手が足りていない。
2回目昼間に行った時もタッチパネルが全く効かず席を変えてくれと頼もうとしても店員が入店の客の案内に追われてて来てくれないのでオアズケ状態で待たされた。
食後待たされるのは苦痛でもないが食前に待たされるのは最悪だ。
他の店舗でもタッチパネルの効きが悪いのでイライラするしよく誤発注をしそうになる。
味はスシロー、総合的にはくら寿司かな。