普段リビングにいる時は座椅子を使ってきた。
20年以上座椅子生活だったが尾てい骨痛や椎間板ヘルニアになりもう少しまともな姿勢にしようとオカムラのオフィスチェアのエスクードを中古で買ってヘッドレストをつけて2年使った。
いい椅子だったが今年の7月あたりから原因不明の脇腹痛で座っていること自体が辛くなり昇降デスクと昇降モニタ台を買い立って作業できる環境に替えた。
普段は立ち作業で疲れたらオフィスチェアに座る生活に変えたがそれでも座ると脇腹が痛い。
そこで考えたのがスタンディングチェアだ。
それにしてもスタンディングチェアとは立って座るとか禅問答のような椅子だが実在する。
但し名称がに統一されているわけではなく、ハイスツールとかカウンターチェア、スタンディングワークサポートチェア、中腰椅子などと呼ばれている。
だから探すのが大変だったがタイプとしてはこの5種類のようだ。
- 全体重で倒れないよう寄りかかる椅子
- 全体重で不安定なハイスツールを支える
- 足と椅子の一本脚でバランスを取るバランスチェア
- 普通のハイスツール
- 重心バランスで寄りかかる椅子
全体重で倒れないようにして寄りかかる椅子
背もたれが長い木製座椅子そのままに見えるが底に足を乗せてお尻を背もたれあたりに寄りかかりサポートさせる。
これをイスと呼ぶのか微妙だが自分の全体重をかけるので比較的安全だ。
ただ寄りかかる感じなので立っているのをサポートする程度だ。
逆に長時間立っているならこのサポートがあると楽そうだ。
難点は単なる木製座椅子なのに価格が高いこと。
4万円って曲げるのにコストがかかるんかな?
全体重で不安定なハイスツール支える
こちらもデカい木製座椅子に構造は似ていて座れるバージョンだ。
普段立ち仕事でたまに休憩するならこちらの方がよさそう。
高さも調整できるので疲れない高さに合わせられる。
このタイプもそこそこ値段が張るが製造コストや構造を考えたら木製座椅子よりはお安く感じる。
足と椅子の脚でバランスを取るバランスチェア
椅子の脚を軸に足2本で支えてバランスを取って座る。
姿勢が悪かったり気を抜くと転けそうだ、知らんけど。
価格はピンキリで安いものはこの製品のように7000円から5万円くらいまである。
変化球として自転車型のオバケサドルタイプもある。
製品種類が多い中から選べるのがいい。
ハイスツール
昔ながらのカウンターチェアでありハイスツールだ。
背の高い椅子でよくショットバーなどのカウンター席にあるやつ。
中腰椅子もハイスツールの仲間だろう。
選び放題で種類が一番多い椅子だ。
ただ座ったことがあるのでわかるが姿勢が悪くなるので普段長時間使うものではないしせっかく立位で作業している意味がなくなる。
重心バランスで寄りかかる椅子
構造上、後ろのスタンドの大きさはあれで下がっていかないのか気になる。
これなら自重で支える方が安定しそう。
それでも商品として販売しているので何かの目的に需要があるらしい。
写真のように女の子がちょこんと座っていたらかわいいという見た目のメリットはありそう。
購入した椅子
理想はデッカい座椅子で普段立っている時の支えにしてハイスツールでたまに休憩がいいと思ったが二脚も買う余裕も場所もない。
サドルのオバケ椅子も捨てがたかったがバランスチェアにした。
そしてオフィスチェアといえばオカムラだ。
オカムラのピルエットのスイング脚スツールを選んだ。
小難しいことが書かれているがおそらく7千円のバランス椅子でも似たような構造になっていそう。
それよりも日本製というのが心惹かれる。
長く使うものは日本製を買っておくのが正解だろう。
ふつうに買えばポイント込みでも4万円と手が出ないので今回も中古で比較的綺麗なのを選んで買った。
新品で出所がわからない中華製より国産有名メーカーの中古がいい。
一般的には中古オフィスチェアはオフィスバスターだったが最近は他にもオフィスアイディア、オフィスレスキューと増えているし楽天市場のショップでも中古チェアを販売している。
あとはオークションサイトかジモティあたりもあるのでこのあたりで良品を探すのがいい。
またしばらく使ってレビューしてみたい。
これまでは寝転がっているような座椅子使いから腰痛でオフィスで働いているようなチェアになり最後は脇腹痛のおかげで立って作業するようになってしまった。
座位が長いよりは明らかにカラダにいいので問題ないし1日7時間程度立っていても慣れると苦にもならなくなる。
元ヘビースモーカーで酒かっくらって寝ていたら呼吸が完全に止まって死にそうになり即禁煙で今に至るし、若い頃からの趣味のパチンコ・パチンコも持病の自律神経失調であの音が煩くてノイキャンイヤホン使ったり耳栓したり粘っていたが結局やめた。
病気が身を助く不思議な人生のようだ。