災害時の暖房用に石油ストーブを買い灯油を玄関に置いておく予定だったが気が変わりカセットガスストーブを購入した。
カセットガスストーブならイワタニのデカ暖にしようと思ってホームセンターで実物を見たが思っていたよりバカデカい。
あの大きさなら石油ストーブを買って倉庫に置いても大差がない。
そこでイワタニのマイ暖にしようとYoutube動画を探すとあまり暖かくないという意見が多い。
デカ暖や風暖との比較なので当然だ。
ただ暖かくないと聞いてしまうと買うのを躊躇ってしまう。
探してみると中華製のリョクエンのカセットガスストーブが、
デカ暖に近い火力でサイズ感がマイ暖並みということで飛びついてしまった。
PSLGP認証済みと書かれているので冬ソロキャンパーなどに評判のいい韓国製のKOVEAよりは少し安全性がマシかもと考えた。
待っている間に相場を見ていたらアマゾンで購入価格より2千円も安いセールをしていた。。
でも楽天ショップでキャンセルは間に合わなかった。
楽天のキャンセルのリードタイムが最近やたら短くなった気がするのは気のせいだろうか?
店舗にメッセージを送ったらもう発送したとのことで諦めた。
どう見ても夜に発送したとは思えなかったが他店舗と共通在庫で入手が遅くなる場合があると書かれていたので注文があった時点で仕入れてくる転売みたいな売り方をしていてキャンセルは何が何でもさせたくないのだろう。
こんな商品に価格差ない「だろう」と思ってしまったのがミスでもう少し相場を調べてから買うべきだった。
届く前にYoutube動画を見ていたらテント内でマイ暖とリョクエンのストーブとの暖め比較をしており、なんとマイ暖の方がいい結果を残しているではないか。
火力1.6倍で負けるのはおかしな話だがストーブはヒートパネルの大きさと火力のバランスが重要のようだ。
日本カセットガス製品大手のイワタニはそのあたりは最低火力でベストのパネルサイズに設計しているのだろう。
結局マイ暖より発熱効率の悪いカセットガスストーブをお高い価格で買ってしまったようだ。
最初にマイ暖が暖かくないと宣言していた動画を見たのが失敗だった。
ここでめげても仕方がないので実際に災害が起きた時に使い物になるか我が家の4畳半の物置部屋で密閉して使ってみた。
実験時は15度の部屋で10 分で18度に上昇して更に20分で20度まで上がった。
20分で5度上げることが出来れば上々の結果だ。
実際には追加して輻射熱も感じるのでガスストーブの近くに座っていれば22度くらいの暖かさに感じる。
もっと温度が下がって10度位でも17度位に感じるわけなので災害時の暖房器具としては失敗ではなかった。
但し燃費はマイ暖に負けているのが残念だ。
あと地震で窓ガラスが全部割れて吹きさらしだとあまり意味がない暖房器具となる。
カセットガスボンベは災害用に元々12本ある。
調理用に1日1本、暖房用に1日12時間使用すると仮定して3.5本で合わせて1日消費が4.5本使用になる。
水備蓄が20リットルで約7日分なのでガスも同様に7日分と考えたら31.5本必要という計算だ。
20本こまめに百均とかドラッグストアで安いボンベ見つけたら買っておこう。
耐久年数は7年と言われているがこれだけ貯めると鍋とか焼肉でカセットボンベの日常消費では間に合わない。
冬ソロキャンでもやる人間ならカセットガスストーブを持って行って消費していけばいいがそんなマゾのような趣味はない。
車中泊はやってみたい気はするが今のクルマじゃ無理だ。
仕方がないので毎年2-3月頃に風呂場の暖房でカセットボンベを4本くらい使うかな。
通常のカセットボンベは気温10度以上の使用になっておりそれ以下だと立ち消えするので真冬で窓ガラスが割れたシチュエーションも考えてブタンではなくイソブタン配合の高級ボンベを数本用意しておきたい。
あと電気は22年の夏に買った253Whのポータブル電源がある。
ずっと放置してあったのでチェックしたら99%の充電量があった。
リン酸鉄リチウム電池の低放電性能すげーな。
ソーラーパネルは100Wのニセモノ仕様で実質カンカン照りの理想角度で50Wマックスなので1日100Wh程度充電できるとすれば夜のLED電灯に回せる。
夏はバルミューダの扇風機を風量3で回せば10時間使ってもソーラーパネルで賄える計算だ。
2月は9月の防災月間の裏側なので災害対策グッズの価格が安いため毎年防災袋の見直しをしている。
しかし今年は石川の地震があったので災害対策グッズ相場も上がっているので4-5月頃に見直そう。