レッツノートCF-SZ6中古を今更1万円で買ってみた

一昔前は黄ばんだ液晶でも中古市場で4-5万円はしたレッツノートCF-SZ5/6が後継機SVシリーズが中古市場に出始めたおかげか2万円を切るのが一般的になった。

レッツノートのSZといえばそこそこのスペックで頑丈で軽量でビジネスマン御用達のモバイルノートだ。

勤めていた会社はマックとTHINKPADを使っており仕事で使えなかったのであの軽さは憧れだった。

送料込みで1万円だったので思わず買ってしまった。

外観は天板に普通に使ってきた擦り傷がいくつかあったが内側は新品のように綺麗だった。

キーボードなどはスレが全くないので保険屋さんとかがマウス操作でお客へプランなどの説明をしていたノートパソコンだったかもしれない。

そして購入の決め手はこれだ。

なんと使用時間が2000時間台と極端に少なかったこと。

レッツノートは累積使用時間がBIOSで確認できるのが中古で買う時に助かる。

車のオドメーターみたいなものでリセットは無理なので中古売買の参考になる。

そして2000時間というのは1日8時間電源入れても250日しか使っていない計算になる。

車で言えば5年のリースアウトで1万キロ程度しか乗っていないような車両だ。

バッテリーレポートはWindows11にアップグレードされてしまっているのでサイクルカウントが見えないのが残念だが、

フルチャージは100%あるので悪いバッテリーと交換されていることもなく2000時間の本体で使っていたモノがそのまま積まれているようだ。

電源なしで普通に10時間くらい動作しそうでyoutube動画の台本をスタバとかで書けそう。

これなら旅行用にと後継のSVシリーズが中古で2万円台で買える事を考えてもこの個体はお得だと飛びついたわけだ。

GPD POCKETを持っているがいくら軽くても7インチは老眼混じりの近眼だと辛すぎる。

結局あのPCは数回旅行に使っただけなので1回の使用料が数万円になってしまった。

ちなみに重さはDVDドライブ付き実測で903gだった。

使う予定のないDVDドライブ取っ払えば800gになりGPDに近づきそうだがDVDドライブの取り外しは思ったより面倒なのでそのままにする。

あとはSSDが128GBしかない。

それだから美品でも1万円で買えたわけで増設は今のところ考えていない。

1万円のノートパソコンに6千円払って512GBのSSDを付けるのはもったいない。

必要なら50gの外付けSSD1TBでも持って行けばいい。

そしてACアダプターでしか給電できない古い機種なのでなんとかUSBアダプターから給電できないか調べてみるとPDトリガーケーブルを使えば保証外で自己責任で使えそう。

トリガーケーブルとはPD充電器から特定の電圧を固定して取り出すケーブルだ。

USB PD充電器は5V、9V、12V、15V、20Vなどを相手のガジェットが対応している電圧と内部通信してより良い電圧で給電する。

しかし古いレッツノートにはそんな仕組みはない。

そこで内部の抵抗値で電圧を固定してくれるトリガーケーブルが存在している。

15Vに固定するタイプを1本買っておいた。

この機種は12Vや20V固定ケーブルでは駆動しない。

ノートPCは19Vや20Vが多いので15Vの5525タイプの対応ケーブルを探すのに苦労した。

普通に買うとケーブル1本が2千円弱とバカにならないので700円の安いのを見つけてポチった。

丸い電源端子のノートパソコンをPD充電ができるようにするトリガーケーブルは便利だが仕様を間違えて買うとPCやバッテリーが焼けるとか対応ワット数が足りないと充電できないとかUSBアダプターとの相性もあるのでよく調べてから買った方がいい。

USB充電器は65WのものがあるのでスマホやKindleとノートパソコンの充電が1個で共用できるから旅行の軽量化に貢献しそう。

あとCPUはかなり遅く以前使っていたLENOVOノートの7掛け弱しかないし最近だと低電力のN100のスペックにもかなり劣るが何せ軽量でマグネシウム合金の天板がボンネット構造で落としても壊れない筐体が嬉しい。

当面旅行に出かけられないかもしれないがガジェットをタブレットx2持っていこうかGPDも持っていくかスマホを2台にするかKindleも含めると毎度組み合わせに悩むが、軽量ノートがあればあとはスマホ1台、Kindleだけでいい。

長期旅行ならこれに予備スマホ1台かな。


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