PD充電未対応のレッツノートにPD USBアダプタで充電する

先日レッツノートCF-SZ6を中古で購入した。

同時に15Vトリガーケーブルを購入した。

このレッツノートはACアダプターのみの給電/充電でPD USBアダプターには未対応だ。

なお16Vx4.06A=65WのACアダプターで給電する。

大抵のノートパソコンは19Vや20V給電が多く16Vはパナソニック特有のようだ。

一方でPD USB電源アダプターの供給電圧は5V/9V/12V/20Vの段階可変なので16Vには1V足りないものの先駆者の方が15V給電で使えることを確認してくれているのでトリガーケーブルをポチった。

片方がパソコンや色々な電子機器でよく使われている丸口のコネクターの中の5.5mmx2.5mm(5525)でもう一方がUSB TYPE-Cになっている。

早速届いたのでPD USBアダプターとUSB電圧計を咬ませて接続してみる。

PCにつながない状態で15V以外の電圧が出たら使えない。

ちゃんと15V固定になっているようだ。

ではノートのバッテリーを負荷かけて消耗させて57%に下げて、

電源をオフにした状態で充電をしてみた。

38Wで充電をしている。

実際にしばらく充電させて起動したら10%程度バッテリーが増えていた。

ちなみに今回使用したPD USB充電器は65Wだがマックスの出力が出るのはあくまで20Vで給電した場合のみだ。

PD充電で15Vだと45Wがマックスになる。

PDの規格で5V/9V/12V/15Vは最大3Aなので仕方がない。

100W対応充電器でも最大出力が出せるのは20Vで15Vだと45Wなので容量が大きいPDを買っても意味がない。

但しアドテック製で15Vx4〜5A出力ができる特殊な充電器があるがPD規格から外れているし価格も高いのでいらん。

パナソニック用のトリガーケーブルとセットなので何かあったら保証するだろうしカネに糸目をつけずこれ1個で全てまかないたいなら検討もありだ。

次に電源を入れた状態で給電してみた。

45Wでは使いながら充電まではできないだろう。

まあこうなる。

USB電圧計をチェックすると出力50W超えたと思ったら今度は13Wまで低下して、

挙句に9Vまで電圧低下を起こしたりと出力が安定せずふらふらしている。

USBアダプターの容量不足による供給不安定状態だ。

給電しながら充電もできていたがノートパソコンとUSBアダプター両方の寿命を縮めそうなのでやめた方がいい。

電源を落とした状態での充電は問題なくできるので自己責任ながら旅行には使えそうだ。

これで余計な荷物になるレッツノートのACアダプタを持ち運ばなくてもいい。

但し使いながらの給電は危険なのでやめておこう。

ケーブルは700円と安かったしいい買い物ができた。


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