ブロードリスニングによる究極ポピュリズム政治の威力

AIと共著した今年最高傑作の記事と言いたい。

マスコミが理解できないのか都合が悪いのでひた隠すのかわからないが安野氏のブロードリスニングによる民意の可視化について語ってみたい。

既存の政治

かつてテレビでよく見かけた、利権団体や被害者団体が国会議員に陳述書を持参し、お願いに上がるニュース。

これらの団体は、特定の利益を守るために議員と結びつき、その支援を受けることで選挙を勝ち抜き、「xx族議員」として政治の舞台で影響力を行使していました。

この構図は、現在まで続く日本の政治において、一部の利権集団の声が過度に反映される問題を抱えてきました。

ブロードリスニングが作り出す新しい政治の力

そんな中、これまでの政治構造を根底から覆す力を持つ技術が登場しました。

それが「ブロードリスニング」です。

この技術を提案したのは、都知事選に出馬していた安野たかひろ氏。

ブロードリスニングは、国民一人ひとりの意見をAIが集め、整理し、

可視化するというもので、

これにより、従来の利権政治の枠組みを破壊する可能性を秘めています。

現在、政治の多くは、特定の利権団体や少数の支持を受けることで成り立っており、これが政治的意思決定に強い影響を与えてきました。

選挙戦で勝つためには、団体の支持が不可欠となり、政策はその団体やグループの利益を優先する形で行われがちです。

しかし、ブロードリスニングはその枠を超え、個人の意見が集まり、AIによってそれが整備されることで、全体の国民の声が明確に可視化されるのです。

現行の為政者に対する脅威

現権力者からすれば、ブロードリスニングは非常に恐ろしい存在です。

というのも、現在の政治は、議員が特定の利権団体と結びつき、選挙で少数の支持を集めることで成り立っています。

そのため、政策も少数の利益を優先し、国民全体の声が反映されることは少ないのが現実です。

ブロードリスニングが広がれば、この構図が一気に崩れ、国民全体の意見が政治に反映されるようになるのです。

その結果、これまで特定の利権団体に依存していた議員たちは、その力を失い、国民全体を代表する形の民主的な政治が実現される可能性が高くなると言えます。

エリート左派政治からの脱却と卒業

日本におけるエリート政治は、少数の政治家や専門家、いわゆるエリート層が支配的な立場を取り続けてきました。

この構造は、特に左派的な政治思想の中で強く見られ、「専門家」や「エリート層の判断」が最適解であるとされてきた面があります。

こうしたエリート層が政治を主導する形では、一般市民の声が後回しにされることが多く、少数派の利益が優先される結果、民意が十分に反映されないという問題が生じていました。

まさに自民左派や立憲民主党や共産党の政治です。

ここで考えてみてほしいのは、私たちが日常的に直面する場面です。

例えば、日々使っているオンラインショッピングサイトやレストランのレビューサイトを想像してみてください。

個人の意見を集め、それを基に全体的な評価を見える化することで、私たちはより良い選択をすることができます。

このプロセスと似ているのがブロードリスニングです。

アマゾンや楽天市場で喩えると販売している商品が「政党政策」になり、政策という商品に対して国民全体による評価とコメントのまとめをつける事もできるわけです。

マスメディアの勝手な代弁や声の大きな人だけの意見ではなく声を上げた国民全ての総意を取り込んだ評価です。

国民一人ひとりの意見をAIが集約し、全体の「声」を可視化するという方法です。

これにより、従来のように団体が代表して意見を述べる必要がなく、個々の国民が持つ独自の視点を尊重した政策決定が可能になるのです。

個人情報保護と改ざん防止という課題

もちろん、ブロードリスニングの導入にはいくつかの課題が伴います。

特に重要なのが、個人情報保護と為政者による改ざん防止です。

個々の国民の意見をAIで集める過程では、情報がどのように扱われ、どこまでプライバシーが守られるのかという問題が浮上します。

国民が自由に意見を表現できる環境を作るためには、情報の取扱いやその透明性が確保されなければなりません。

また、AIによって集められた情報が為政者によって意図的に改ざんされるリスクもあります。

これを防ぐためには、独立した監視機関の設立や透明性を確保するための仕組みが必要です。

これらの課題をクリアすることができれば、ブロードリスニングは政治を新しい形に変える力を持つことができます。

エリート政治の欠点と卒業するメリット

エリート政治が抱える最大の問題は、少数のエリート層が政治を支配し、一般国民の意見が十分に反映されないことです。

特に、日本においては、利権団体や特殊利益集団が強い影響を持ち、その結果、政策は特定の団体やグループの利益に偏ることが多かったです。

この構造では、国民一人ひとりの声が軽視され、政治が不透明になりがちです。

一方で、ブロードリスニングが可能にするのは、「国民が主体の政治」です。

AI技術を駆使して国民全体の意見を集約し、それを基にした政策決定が行われれば、従来のエリート政治からの脱却が実現します。

これにより、政治の透明性が高まり、市民の信頼を回復することが可能になるのです。

専門的政治とのバランス

ブロードリスニングの活用は重要ですが、国家運営における安定性と継続性を保つためには、ポピュリズムのみでは国家運営が不安定になりやすいため、

60:40または70:30の割合で、30-40%は専門的な判断も取り入れる必要があります。

民意を反映させる場はある程度確保しつつ、政策決定は冷静かつ論理的に進められるようにします。

この30-40%の割合が利権につながってしまう可能性も否めませんが、現在の政治よりも利権が薄く民意がより多く政治に反映されると考えられます。

政治が変わる時

ブロードリスニングは、単なる技術革新にとどまらず、日本の政治に新たな秩序と可能性を生み出す革命的なツールとなる可能性があります。

そのためには、個人情報保護や改ざん防止などの課題をクリアし、国民の意見をしっかり反映させる仕組みを作り上げる必要があります。

これからの政治には、専門的な知識と市民の意見が調和する形での政治が求められます。

エリート政治から卒業し、より公平で透明な政治が実現されることで、私たちの社会はより民主的で信頼性の高いものになるでしょう。

おーら
おーら
安野氏が都政で使おうとした脅威の仕組みを国政に取り込んでいきたいと言う国民民主はすごいしホンモノに見えてきた。103万円の壁撤廃、就職氷河期世代を救え、そしてブロードリスニング政治と進化していくようだ。


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