ハローワークの職業訓練相談にて頂いた受講生募集のパンフレットで雇用保険対象の再就職訓練の9月申し込みの11月度募集は12件あった。
全て3ヶ月を期間とする。
介護コースを除く全てのコースにマイクロソフトオフィスに関する実技がセットになっておりMOSに合格することがひとつの目標になっている。
このご時世パソコンが使えないことにはどうしようもないのだろうが既にスキルがあると講師ができそうな講義を100時間以上受けるのは苦痛だ。
だからその中でもパソコンの講義ができるだけ少ないコースの説明会に参加してみた。
午後開催で1時間、講師は女性の方で参加者は5〜6名だった。
期間内に説明会を数回実施するので説明会に参加せず申し込む人を含めれば定員の20名は越えそうだった。
営業職を育てるためのコースらしいが就職活動を中心にしたコースで途中で就職が決まっていく事と早く再就職を決めたい人にハローワークが薦めるコースだとアピールしていた。
焦っていないせいか講師もコースもせっかちな印象を持った。
できるだけ早く就職したいのなら頼もしく見えるのかもしれない。
1時間の説明を受けた感想はスクールのアピールに徹して具体的なにができるようになるのかよくわからなかったがとにかく再就職をさせたいという熱意は伝わってきた。
パソコンを触ったことのない人でもマイクロソフトオフィスが使えるようになるのは嬉しい人も多いだろう。
パソコンのスキルに加えて営業職のスキルもカバーするのだから3ヶ月丸ごとパソコンだけを学習するコースに比べると価値はありそうだ。
しかし目玉となる営業系の資格については就職に有利なのかよくわからないので、もしパソコンを中心に学習したい人は下手に二兎も追わずパソコンと就職活動をセットにしたコースを選択するのがいい。
パソコンをある程度操作でき更に高度なことがやりたければアプリケーション開発のコースやWEBサイトを作成するコースもあるのでそちらを選んだ方がいい。
選択肢がいくつか用意されているのはいい。
1時間の説明を受けてアンケートを提出して帰宅した。
雇用保険受給資格者証に求職実績のゴム印を押してくれることはなかった。
事前にハローワークに確認して実績と認められることを知っていたので焦ることもなかった。
手書きで説明会参加と記載しハローワークでの初回認定日相談と合わせて雇用保険の認定に必要な2回の求職実績が出来た。
ネットで職業訓練説明会は求職実績にならないという情報が多かったが電話でハローワークに確認してみると実績になるようだ。
あくまで愛知県立名古屋高等技術専門校の主催による公共職業訓練なので各自管轄のハローワークにて確認していただきたい。
早急に就職するにしても少しのんびりするにしても求職実績として認められる活動を月に2〜3回しなければ雇用保険(失業保険)手当が支給されないのでできるだけ早めにクリアしておくと落ち着くだろう。