喉は痛いが風邪は回復に向かっている(と思いたい)
今日は福岡空港から香港へ向かう。
香港時間で夕方着なので観光地1箇所はまわれるかもしれない。
以前の香港旅行でも行ったことない男人街にしよう。
他は九龍塞城にも行っていないので翌日以降にいくか。
準備不足で他に何があるかすらも分からないので博多の本屋で香港ガイドを一冊買っておきたい。
悩んでいるのは交通手段で使う香港版Suicaであるオクトパスカード。
普通のプリペイドにするか3日間MRT乗り放題付のツーリストインフォメーションパスにするか。
計画も旅程もない行き当たりばったり旅行なのでどれだけ交通機関を使うか予想できないがコストは食事の次にかかるので方針は決めないといけない。
考えた末普通のプリペイドにする。
下手に乗り放題にすると元を取ろうと無駄にMRTで動き回りそうだし他の乗り物が制限される。
パスポートやお金に次いで大切なのが現地のネットワーク回線。
香港用SIMはアマゾンで入手しているのでグローバル用モバイルルーターの個別設定をしてSIMを挿して現地で電源を入れるだけにしておく。
これが出来れば「イモトのイモトのイモトのワイファイ〜♪でも社長の名前は西村さん」なんて割高なものは不要。
グローバルルーターは1万円程度で買えるので頻繁に海外旅行に行くなら買っておいても損ではない。
(リンク先の後半に購入したグローバルルーターの記事)
もちろん日本でも使える。
なお今回入手した香港用のチャイナモバイルSIMは設定無しでつながるので挿すだけでいい。
通勤時間を避けて8:30に博多駅に行き朝飯を探す。
博多駅KITTEビル地下1階をうろつき博多天乃というお店でさばミリン定食を食べた。
これが美味しい。
ビルの店舗で空いていたし大して期待していなかったが脂の乗った香ばしい味がする。
名古屋も昔よりは美味しい店が増えたといっても人気店になり常に混んでいる。
このレベルの店が普通にあるとしたら博多恐るべしだ。
香港旅行なんて選ばず博多を5日間食べ歩きの方がよかったのかもしれない。
今回はせめてこの店よりおいしい食事を見つけるのを香港旅行のテーマにしよう。
一旦バスターミナルビルで福岡空港国際線ターミナル行きの乗り場を確認する。
バス2便待ち程度並んでいるので早めに行くか地下鉄で国内便ターミナルに出てそこから国際線直結バスに乗るかだ。 運賃はどちらも260円。
おそらく後者の方が空いていそうだけど面倒なので博多からバスで行こう。
その前にスタバに入ってゆっくり。
福岡空港のスタバでワンモアコーヒー飲むかもしれないのでレシート大事に取っておく。
バスターミナルの行列を見ていたので予定よりも20分早く向かった。
入り口付近で切符を買い空港行きの11番乗り場に向かおうとしたら9番乗り場から行列がある。
まさかと思い11番まで歩いていくとずっと列が続いてた。
並びが3倍に増えている。
やばいと思って待っていたら空港行きに乗る人は8人だった。
ほとんどが中国人観光客で同じ停留所から出ている太宰府行きに乗るようだ。
紛らわしい。
空港行きも全員中国人。
相変わらずギャアギャアうるさい。
空港国際線へ到着し食事をしようと思ったがレストランに食べたいものが無い。
胃腸の調子も悪いので1食抜こう。
セキュリティチェックを受けて搭乗口へ。
すごい人の数。
海外の空港も含めてエアサイドがこれだけ混んでいるのを初めて見た。。
デトロイト空港のエアサイドに人が一杯いたのを思い出したがこれほどではない。
そして聞こえてくるのは中国語。
これはカードラウンジもひどいことになっているかもと入ってみるとガラガラ。
数人しかいなかった。
これはゆっくりできる。
搭乗開始してからラウンジを出て乗り込んだ。
香港エクスプレスの旅客機は思った以上に広い。
(縞模様の布はアマゾンで買った簡易フットレスト。)
そしてほぼ満席にも関わらず運良く横が空いていた。
行く前のイライラが嘘のような快適なフライトだった。
香港エクスプレスは乗れてしまえばいいLCCかもしれない。
機内では漫画を読んで飽きたので今頃「君の名は」をクライマックス手前まで観ていたところで到着した。
入国審査を終えて香港へエアポートエクスプレスで香港島へ移動する。
SIMはすぐ使えたが回線速度が不安定で途切れ途切れになるときがあるので困る。
チャイナモバイルは外れだったのかな。
それともアマゾンで掴まされたのが駄目だったか。
空港で1万円両替をした。
列車のマークらしきものが見つからないので漢字を想像しながら歩いているとバス乗り場についてしまった。
ググるとto Cityの看板通りに歩いて機場快綫がエアポートエクスプレスらしいのでなんとか見つけて115香港ドルで切符を買って飛び乗った。
香港駅でオクトパスを入手するつもり。
電車でレートを確認すると0.0653なので逆数にして1ドル15円以上だ。
円安だし空港の両替なので仕方ない。
空港から香港までが1759円と地味に高い。
測っていなかったけど乗車時間20分もかかってなかったような。。
速いし快適なので仕方がないか。
あと旅行中は家計簿を中止する。
タイ旅行はつけていたが円換算して記入するのは面倒だった。
いくら両替して最後いくら残ったかを旅費に計上しよう。
オクトパスは客務中心で入手できるらしいが香港駅で見当たらない。
15分くらい探して改札にくっついているのをようやく発見して何とか購入できた。
空港で買うべきだった。
MRT路線図
香港駅のエアポートエクスプレスプラットフォームから北角駅に行きたいと路線図を見ると青色のアイランドラインなので標識通りに歩いていく。
MRT構内の通路は驚くほど蒸し暑い。
それにアイランドラインの乗車口は遠い。
ラッシュ時間帯に重なってしまったので満員電車に揺られて北角駅に到着。
宿の名前はホーミーイン。
ぱっと見鉄格子のような入り口なので気がつかず2回ほど通り過ぎたが上に看板が出ているので絶対ここにあるはずとうろうろしながらもなんとか入ることができた。
予約時の情報にはフロントが2階と書いてあったので登ってみるとまた鉄格子の先に机があるだけで人の気配も呼び鈴もなく悩んだ。
もう一階上がっても足つぼマッサージ店があるだけ。
困りながらもう一階上がったらホーミーインのそれらしいドアがある。
香港では英国式のフロアの数えかたをするのでこのビルだと中2階がGroundで2階が1階で3階を2階と呼ぶらしい。
地上からの階段の数だと4階目が2階のフロントになる。
エレベーターで2階を押せば悩まず着いたのだが低層階で乗る習慣がない。
フロントの係員は英語がペラペラ過ぎて施設の説明を聞くのが大変だった。
フロントの奥に共用施設というか休憩所がある。
チェックインして部屋に入るとホテルというより古くて超狭いアパートだ。
これで1泊8000円では日本人がおいそれと訪れることができる国ではないぞ。
レビューの評価は高いがそれは相部屋で1500円とか安い価格で泊まっている人だ。
掃除はしっかりしているしトイレも綺麗でベッドに足をおいても痒くならないのでドミトリーとしてはコスパのいい施設なのだろう。
早速食事に出かける。
北角でおいしいお店はチェックしてあったのでそこを目指す。
でもいっぱい。
時間もちょうど夕食時だ。
仕方がないのでその隣のお店に入った。
漢字といってもなんの料理かさっぱりなのでメニューで絵があるものを選んだ。
なんとなく店選びに失敗臭が漂うがこれが美味しかった。
ローストポークに独特の甘辛いソースが掛かってヌードルは薄味なのに食べやすい。
ただあとで店の名前をググるとタイ料理屋。
とにかく蒸し暑いのとお腹の調子が気になるので男人街はやめて近場の北角をさまよい歩いていたがタイとはまた違った感じでアジアの街にきた〜〜ってテンションが上がり面白かった。
匂いは昨日の博多や天神の街のほうがきついくらいだったがそれでも漢方やら食材の匂いが入り混じって独特な香港の匂いを作っていた。
色々まわっていたが本屋の相場は日本の倍で雑貨も高く日本と同じくらいなのは飲み物くらいだろうか。
治安もよさそうなのでウロウロしては休みを繰り返して街に人気も少なくなった頃に宿屋に戻って寝た。
しかしこの宿屋で3泊はきつい。