MX4Dでジャスティスリーグを観た

午前中にプライムツリー赤池から一旦帰ってきたがこのショッピングモールにはTOHOシネマズがあることを知った。

3日間は1100円のオープニングキャンペーンをやっている。

シネマイレージカードを持っておりTOHOで6回映画を観ると1回タダで映画が観られる。

カードを手に入れたものの観たい映画が少ないのとTOHO系だと1400円の火曜日に行けるタイミングが取れず映画館にあまり足を運べていない。

せめて年会費を払っている間に1回タダで観たいのでこれを機としてプライムツリーへもう一度乗り込んだ。

WEBで予約しようとしたところ東海初のMX4Dが入っている。

これまで3D版の映画は観たことがない。

ニンテンドー3DSのような中途半端な3Dを観させられるのだろうと勝手に想像していたからだ。

唯一観たいジャスティスリーグの吹替えを選ぼうとするとMX4Dシアターしかなかった。

歳を取ると字幕を追うのも大変なので映画は吹替えがいい。

ただ通常の映画代にMX4Dシアター代の1400円の上乗せは高い。

それでも東海初だし話のネタに渋々観ることにした。

1100円+1400円で2500円だ。

正価だと1800円+1400円なので3200円になる。

流石にこの値段だったら字幕版を観るか他の映画館にしていた。

映画館は4階にある。

事前にWEBで予約して現地の自動発券機でチケットを受け取った。

シアターに入るところで3Dメガネを受け取る。

これは貰えて次回3D映画に持っていくと100円安くなる。

MX4Dのシアターは7番で1つだけ。

中に入ると大きな椅子が並んでいた。

車のフロントの座席くらいあるだろうか。

それも台座に乗っているので背が高い。

客入りは2割位。

中央4席がペアと1人で飛び石のように埋まっている感じ。

ロードショー開始から数日なので少ない気はするが映画館がある事を知られていないのとプラス1400円という価格で躊躇する人も多いのだろう。

いくつかの映画の広告を見てこの先観たい映画無いなぁ、、と思いつつ3Dメガネをかけて映画鑑賞開始。

3Dを舐めていた。

開始早々銃弾が自分の方に飛んできて思わずよけてしまった。

恥ずかしい。。

弾丸と同時に風圧も感じた。

凄いかも。

味方や敵が叩きつけられると体に振動が来るのは想定していたが思ったよりも大きな動きをしてびっくり。

実は風邪で体調がよくなかったのでこのペースで振動がくると2時間持つか?と不安になったがすぐに慣れるので杞憂に終わった。

土煙のシーンで土の匂いがしたりウィスキーをラッパ飲みするシーンでウイスキーの匂いがしたり水しぶきが飛んできたり風が起きたり画面が横に移動するシーンで自分が移動しているのかと錯覚してまた驚く。

何も調べずに3D映画に追加して席の中にウーハーでも仕込んでいる程度だと思っていたので猶更だ。

ジャスティスリーグを観た人ならわかると思うがよくある最後のシーンだけに大金をかけたCGを入れているのではなく全編にわたってCGとアクションが盛りだくさんなのでこれだけガシガシ椅子が動くとなんだか得した気分になる。

ただ振動に関しては敵だろうが味方だろうが誰が叩きつけられても椅子が揺れるので没入感はない。

誰のアクションにでも連動する振動によって映画の主人公に感情移入するのを引き留められ客観視することになる。

それにあたかも映像に「ここ匂いを出すシーン!」と挿入した感じがあり次匂いがくると身構えて内容に集中できないのも一因。

自然に感じないのだ。

匂いを出すなら数カ所じゃなくて徹底的に色々な匂いを出すかそれともやめた方がいい。

もう少し技術が上がって主人公の体感にだけ振動が連動した方が主人公の意識で映画に入り込めると思う。

ただジャスティスリーグの場合バットマンなのかワンダーウーマンなのかスーパーマンなのか誰が主人公かよくわからないのでヒーロー・ヒロインの活躍を追いかける観衆目線でもそれほど悪くはない。

もし主人公に感情移入しないとつまらないスリリングな映画だと少し萎えるかも。

自分の場合はワンダーウーマンを観たばかりだったのでダイアナに感情移入しようとしたが無理だった。

でもアトラクションとして考えればMX4Dのジャスティスリーグは全編アクションでお得。

もし気になっているならこの映画でMX4Dを3200円で体験するのもいい。

ちなみにこの装置は東京、神奈川、埼玉、千葉、栃木、京都、大阪、兵庫、岡山に加えて愛知と17箇所のTOHOシネマズに導入されている。

映画はハリウッドにありがちな頭の悪いストーリーを展開せず分かりやすく全編アクションで面白かった。

それにやっぱりアメリカ国民のヒーローはスーパーマンがNo1なんだと再認識させてくれた。


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