朝は7時起きた。
前日の疲れが溜まっていたようでよく寝られた。
下手すると数年ぶりの熟睡ではないだろうか。
体調はいい。
枕が少しかび臭い。
部屋はきれいにしているようだがやはり安いホテルなので仕方がない。
約3000円で2名部屋がこの値段なのは凄い。
部屋が寒いのでエアコンを止めた。
8時に出発する。
身支度をして朝食をしてツインタワーを観て空港へ行ってペナンのコース。
まずはChow KitからBukit Nanasまでモノレールに乗る。
運賃は約2RM。
安い。
Bukit Nanasからツインタワーにテクテク歩いている途中で人が結構いるレストランを発見したので朝食をとるため入ってみた。
テーブルの前にいたらどうした?と聞いてきたのでメニューないの?と尋ねたら持ってきてくれた。
Egg parathaが何かわからないがブレッドのカテゴリーなので何かのパンが出てくるのだろう。
合計で4.7RM
パンみたいなものは少し脂っぽかったがいける。
トマトベースは変に甘かったが右のカレーがいける。
真ん中のカレーに入っているピーマンのようなものは唐辛子で口に入れて少し噛んで吐き出した。。。
コーヒーは沈殿している砂糖のようなものを溶かさなければ深煎りで何とか飲める。
料理と一緒にカードをくれた。
これに何をオーダーしたか情報が入っていてレジで渡して支払う。
お腹も膨れたのでツインタワーに移動する。
朝はまだ温度も高くないが湿度が高く蒸し暑い。
マレーシアでは乾期らしいがそれでも湿度は日本より高い。
土曜なので人がうようよいるかと思ったが空いている。
10分ほど歩いているとツインタワーに到着する。
とりあえず真ん中の背の低い建物に入るとチケット売り場らしき標識を地下に見つける。
売り場と反対側に入り口があるのでそこからスタートになりリュックなどは強制的に預けることになる。
9:15スタートのコースだ。
15分間隔で10人程度のグループで行動する。
まず41階の2つのタワーをつなぐ渡り廊下から。
一か所10~15分滞在するみたいだ。
86階の展望台らしき所へグループで移動しまた15分滞在。
少し入場料が高いがここは訪れるべき。
香港のスカイ100とどちらが景色がいいかといえば迷わず香港だけど。。
そして何階かわからないがお土産コーナーに連れていかれた。
どうやってグループを判別しているか当初分からなかった。
複数のグルーブがいる場所になってやっと理解できたのが首からぶら下げる入館証の色でグループ分けしていた。
お土産コーナーも1グループ約15分で入れ替えのようだ。
これがワンセットのツアーになっている。
基本同じグループで行動するのだがお土産コーナーでつまらなそうにしているように見えたのか前のグループ入れてくれて早めにタワーを出られた。
10時前に外に出たので移動時間含めて45分のコースだ。
そしてKLセントラルにはLRT(地下鉄)KLCC駅から移動する。
クアラルンプールはどの鉄道も切符は基本この自動発券機が置いてあるようだ。
この地下鉄は昨日のモノレールと違い日本の地下鉄なみに速い。
時間は10時半頃になっていた。
バスで空港まで移動してチェックインしてから昼食にする。
バス乗り場は駅から見てNU SENTRALへの連絡通路の左の脇道から下りエスカレーターを進めば到着する。
KLIA2行きのチケット売り場を見つけて12RM支払った。
先程出発したばかりなので約20分待ちになった。
天気もよかったのでいいバス観光だった。
実は国内線のエアアジアがKLIA2ターミナルでいいのかググっても情報がなくよくわからなかったがLCCは国際線も国内線も全てKLIA2という情報を信じて正解だった。
ちなみに初日クアラルンプールまでのフライトはベトナム航空でLCCではなくレガシーキャリアなのでKLIAターミナル着だった。
フライト1時間半前に到着し3階の左の奥の搭乗券無人発券機でブッキングナンバーを入れてチケットを入手した。
セキュリティチェックを受けようかと行先を探したら同行者が別の発券機でエラーになって悩んでいた。
もう一度コードを入れる操作を横で見ていたがやはりよくわからないエラーになったのでエアアジアの人を呼んで同じ操作でエラーになったのでトラブルカウンターに連れていかれた。
そのカウンター行ったら仏頂面で裏のカウンターで新しいチケットを入手しろといわれる。
そこで裏に回ったがどこに行けばよくわからないのでうろついている別のエアアジアの人間にもう一度尋ねたら細かいニュアンスが伝わらず発券機にブッキングナンバーを入れるというところから繰り返しになってしまった。
そこで気がついたのはフライトまで50分を切っていたこと。
この時間ではチェックインもクローズしているのでエラーになる。
しかしKLIA2に到着したのは1時間半前なので1回目の発券時は余裕はあったはず。
初回で時間切れだったのかブッキングナンバーに問題があったのか今となってはわからない。
チケット取り直しのカウンターが分かったのだが列の長さが尋常じゃない。
拙い英語で尋ねてぐるぐる回ったので時計を見るとフライトまで30分を切っていた。
どう考えても間に合いっこない。
自分だけ先に行って後の便で来てもらうという判断もあったがセキュリティチェック受けてボーディングの締切に間に合うか微妙だし初海外でひとりにして無事ペナンまで辿り着けるかわからないので並ぶのをやめてWebから夕方の便で取り直した。
便の取り直しに日本円で5100円かかったが旅行にトラブルはつきものなので仕方がない。
念の為フライトまで4時間空けたのでその間空港を散歩した。
あとで判ったのは同行者はスカイスキャナー経由の安いチケット会社で同じ便を予約していた。
自分はスカイスキャナーで検索しあえて一番安くないエアアジアを選んで購入している。
なんとなく海外の国内線にチケット会社はリスクがありそうで使いたくなかったので自分はエアアジアから直接買っていた。
同行者にも購入時にエアアジアで買うようにガイドしたのだが値段に釣られて数百円安いチケット会社を選んでいたようだ。
空港内をうろついている間にチケットをカバンに入れていたのだが物を詰めすぎてチケットが破れていた。
チケットの紙が薄かったため修復不能のビリビリになっていた。
焦ってエアアジアの人を見つけて聞いたところ発券機で簡単に再発行できた。
ペナンにいかせない変な力が働いているのか行くと何か悪いことでも起こるのではないかと思えてきた。
この不思議な力は最終日に分かったような気がする。
真剣にそんなことを考えても仕方がないのでまずは腹ごしらえ。
良さそうなのがタイ料理だった。
イスラム教用の食べられない食材を抜いた料理もある。
11RMでチャーハンをオーダした。
塩加減が絶妙でパイナップルがいいアクセントになっていておいしかった。
タイ料理はどこでも安定しておいしい。
食事も終わり空港のトイレに入った。
さてトイレの写真で質問です。
たいていの人は左のノブを押してみると答えるのではないだろうか。
次にノブを回してみる。
そうこのノブは回るのだ。
すると便座の中から勢いよく水が顔の高さまで飛び出してきた。
便座の中にウォシュレットのような向きで水道の蛇口が直結している。
危うく顔に便器の水がかかりそうになるがとっさに上半身は避けることができた。
しかしズボンがビショビショになった。
何だこのギミックは。
トイレで大笑いしてしまった。
皆さんもこのノブを便器洗浄と間違えて回してはいけない。
上の方にある黒いシールのようなものが便器の洗浄ボタンだった。
その後セブンイレブンでビールを買って飲み予定の時間にゲートからペナンへ移動した。
ここでもアルコールはコンビニでしか手に入らないようだ。
空港にたどり着いたら19時頃。
暗くなりかけていた。
予定通り15時頃着いていたらバスに乗ってホテルまで手探りで行くつもりだった。
ただこの時間でバスが来ないとか迷って変な場所に行くとさすがにやばい。
だからタクシーにするかUberにするかの選択肢になりネットの情報でも評判のいいUberで配車してみた。
初めての経験だ。
行先を検索して入力すると配車するか最終確認がありおおよその運賃が表示されてどこで待つかを設定される。
配車を決定すると送ってくれるドライバーの星が表示されて4.8だった。
実は10点満点なのか5点満点なのかわからなかったので少々不安だった。
最終的に5点満点なのでかなり高いとわかる。
配車依頼をすると運転手の顔写真、名前、ナンバープレートが表示される。
費用は32RMで乗車場所はDepartureフロア2階のゲート3と表示された。
(空港だと待機場所が設定されているようで街中なら自分で自由に選択できる)
あと5分で到着というので急いで到着エリアの1階からエスカレーターで2階に上がりゲート3で待っていた。
実際には15分後に到着した。
スマホに表示されているナンバープレートで到着したか判断できる。
若い中国系の男の子でよろしくねといって乗り込み長い移動を任せた。
同行者と日本語で話をしていたので会話する機会を待っていたのか途切れたタイミングでマレーシアで流行っているらしい変な日本語の歌を動画で紹介してくれた。
気を使ってくれているようだ。
Unerの評価システムのおかげだろう。
(マレーシア人は売り子でも売ってやっているという感じで愛想が悪い。
全てのコミュニケーションでUber運転手が一番愛想がよかった。
その次がスタバ。
さすがスタバの教育はどこでも素晴らしい。
あとはひどいものだ。
おそらくUberは配車で競合した場合評価の高い方から呼ばれる仕組みになっていると思われるので悪い評価をつけられるとあまり呼ばれなくなるのだろう。
日本のタクシーもUberとは別でもいいので運転手の評価システムを取り入れるべきだ。
それよりマレーシアの全てのサービス業にUberの評価システムを導入した方がいい)
つたない英語で会話をする。
時間が時間なので渋滞に何度か巻き込まれたが都度細い迂回路を走りできるだけ早く到着させようと努力していた。
さすが星4.8の運転手さん。
ホテルに横付けしてくれたのでお礼をいって降りた。
クレカで支払い済みなのでスマートでいい。
タクシーに乗っていたら料金高いは乗せてやっているという接客で嫌な気分になっていた可能性が高い。
もちろん評価は星5だ。
泊まるのはレインボー・パラダイス・ビーチ・リゾートという長い名前のホテル。
ホテルはひと目でいいと分かった。
しかしチェックイン後エレベーターが全部故障してフロントに対応を依頼しても何のアクションも無くそこらの人に聞けというだけ。
いろんな人をたらい回しにされて3人目がようやくエレベーターを操作し始めた。
もう印象最悪になった。
くそホテル。
驚いたのは白人もマレーシアの客も顔色変えずそのまま我慢強く待っていたこと。
日本人はせっかちでダメだと思われていたかも知れないしこの程度でイライラしてはこの国で生活出来ないのだろう。
でも自分達があちこちに壊れているから頼みまくらないといつまで経ってもエレベーターは動かなかった。
1時間くらいかかり部屋に入れてこのホテル失敗かと思って部屋に入ってた印象がひっくり返った。
これで1泊6000円は安い。
外は暗くてわからないがペナンのオーシャンビューも見える。
昼間撮った写真
難点はコンセントに日本のAタイプがなかったこと。
口はBFだけ。
フロントには置いていないが外に出て道を挟んで少し左にある小さなコンビニエンスストアのような雑貨屋さんのレジ前にBFの変換アダプターが8RMで売っていた。
電圧は100Vではないので100-240V対応のACアダプターを使うのが前提。
使っていくうちにわかったが古い建物なので温水の温度調節が難しいとかエアコンの温度変更がよくわからないとか細かい問題はあった。
部屋に興奮してしまったが周りで店を探したが微妙だったしこれからタクシーかUberで移動すると帰ってこれるかわからなかったのでビールとカップヌードルと少しのツマミを食べて寝た。