セールにいいものは見当たらなかった。
最近Googleとスマートスピーカーの件で喧嘩をしているし書籍でも出版社や作者に対して無茶をやっているようで危険なくらい傲慢に見えてきた。
だから驕る平家久しからずにならないかと期待している。
電気、ガス、水道、ネットに続くインフラのような企業がこれだけ無茶をやっていても独禁法で御咎めなしなのが不思議だ。
今回のセールで自社のガジェットデバイスは前回並みに安くなるかと思えば少しだけ安くしてお茶を濁したし目玉になるような商品も見当たらない。
釣った魚にはえさを与えないというか、価格競争で敵(小売業や他のEC)を潰したのでもう安くする必要がなくなったと考えているのが目に見えて怖い。
そのうちプライム会員料もアメリカのように5000円、8000円、1万円と値上げし始めるだろう。
この業界は一刻も早く一社独占からオープン化していくべきなのだ。
システム化された大きな倉庫と流通業者に対する配送価格の交渉力なのでAIや自動運転が進めばEC業界の中で対抗する企業が生まれてもおかしくない。
その資金力があるのはGoogleくらいなのだが。。
大きな話題の後非常に細かい話で恐縮だが今回セールで購入したのが21枚カードケース。
蛇腹型の金属ケースで21枚収納できるものはかつて見たことがないのでポチった。
届いたら全くイメージしていたものとは違った。
黒い革製は以前購入した10枚用のカードケースだ。
アマゾンから届いた箱を開けるとステンレースケースと鉄板2枚にゴムバンドが入っていた。
はあ?
ステンレスのカードケースは6枚用で左の鉄板2枚とゴムバンドが21枚用のカードケースだった。
確かによく読めばステンレスケースが何枚入りなのか書いていない。
文章として21枚カード収納はステンレス鋼に掛かっている。
巧みな表現だ。
まさか2種類入っている考えに及ばなかった。
ぱっと見はカードケースがスキミング防止でステンレス鋼製で21枚収納できるとイメージしてしまう。
ここまで上手いと社内会議でもして練りに練っていかにひっかけようかと思いついたネーミングなんだろうと感心してしまった。
バラバラで各1000円で販売しているので売り側としては妥当な価格なんだろう。
ムカつきながら使い道を考えると案外便利になった。
これまでは10枚入りの蛇腹のカードケースに約20枚ねじ込んで使っていた。
携帯性としてはいいのだがカードを取り出すときに不便だった。
よく使うカードは蛇腹ポケットに入れてあまり使わないカードや会員証は脇ポケットに入れているので10枚入れているのと変わらないがこの10枚の中から必要なカードを見つけるのにかなり時間がかかる。
毎回そうなので事前に取り出しておくことが多くなった。
結構面倒だ。
それが6枚だと一瞬で必要なカードが取り出せるので事前に用意する必要もない。
カードケースに6枚用ばかり売っている意味がようやく分かった気がする。
そして残りのスキミングされてもいいようなカードや会員証は鉄板に挟まずに写真のようにゴムで止めてポケットに入れておけばいい。
JAROに訴えられそうな宣伝文がなければ6枚用カードケースなど絶対に買わなかったので間違えて購入するのもいい場合もあるというおはなし。