第二回タイ旅行記 9日目 ~ タイで風邪引くバカ

5時頃目が覚めた。

腹痛で起きたのか大音量で流れる胡弓の音楽で起こされたのかわからない。

なぜこんな朝早くから音楽が聞こえるんだろう。

次に宿泊客の目覚ましラッシュがうっすらと聞こえる。

まだ5時半だぞ。

中国のクラシカルな胡弓の音楽は続いている。

それともタイの音楽なのかな。

どうも宿泊施設内ではなく外からだ。

とてももう眠れそうにない。

就寝が遅めだったため3時間しか寝れておらず二度寝もできない。

少しすると次はマイクで大音量のアナウンスあり。

この宿泊施設昨日ロケーションがいいといったがダメだ。

近所に太極拳でもやっている公園でもあるのか。

ここは22時か23時には寝ておかないと5時、遅くとも6時前に叩き起こされる。

うるさいのは土曜日特有なのだろうか。(後日わかるがそうだった)

ホテルの評価に一切情報無いのは何故だよ。

連泊にしたのを後悔する。

6時過ぎて曲のテンションが上がってきている。☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

一方自身のテンションはダダ下がり。囧rz

幻聴だろうか。

耳を塞ぐと聴こえない、そりゃそうだ。

6時半には女性の歌声も追加された。

そしてようやく6時45分に音楽が消えて静けさを取り戻した。

しかし10分後またおっさんのマイクの音でお経のようなものが聞こえてきた。

もう笑うしかない。

寝るのは諦めてゆっくりして9時過ぎに部屋を出てエカマイまで歩く。

こちらに来て初の曇天。

道すがらぐしゃぐしゃのホンダ車を発見した。

他にはバイク2台しかいなかったのでバイクが後ろから衝突したようだ。

どちらもカップルで怪我はなさそう。

エカマイ辺りに来ると渋滞が続いている。

朝食でも食べようと駅ビルに入ろうとしたら遠くから警備員がジェスチャーしている。

思わず「ま・だ・だ・め?亅と大きめに口パクしたら遠くから頷いた。

日本語わかるのかよヽ(゚Д゚;)ノ!!

なんとなく察してしてくれたのだろう。

さすが微笑みの国だ。

そこで駅ビルの前にあるコーヒーショップで朝食をとった。

アメリカーノ60バーツとおまけのビスケットとバナナケーキ35バーツで95バーツだった。

ローカルカフェでは今のところ一番おいしい。

ドリップが75バーツなのでそっちにすればもっとおいしかったかも。

そろそろ全身マッサージを受けてリフレッシュするかとオンヌットをうろついて入口が一番綺麗なお店へ入った。

メニューを見てタイマッサージ200バーツ、オイルマッサージ300バーツを1時間ずつにした。

2時間500バーツ(1750円)で済むので腕がよければチップを弾んでも安い。

男性か女性か聞かれそりゃあ女性を選ぶ。

外観と同じく内装も清潔。

足を洗ってまずはタイマッサージ。

部屋のようにパーティションで区切られていてドアの代わりがカーテンの仕切りだ。

効くけれどそんなに上手くない気がする。

途中でオイルマッサージ?と確認してタイマッサージを切り上げようとするのでタイマッサージ1時間の後でオイルマッサージ1時間と返していた。

肩は軽くなったので局所的には上手い。

時計を持っていないので分からないが少し時短があった気がする。

そして階を移動し個室で服を脱いでシャワーを浴びてオイルマッサージ。

ここで睡眠不足解消で1時間寝てしまおうと思っていた。

あれ、思ったほど気持ちよくない。

働いていたころはピークでオイルマッサージを隔週で受けていた。

馴染みのアイドル顔の中国娘や通っていた店の施術がいかにレベルが高かったか異国の地でわかるとは。。

これは寝れないかと思っていたら足の付け根を中心のマッサージが中心になったところでスペシャル有りの店と理解した。

仰向けになってからタオルを完全に剥ぎ取られてやるやらないで押し問答を何度か繰り返していた。

彼女達も生活がかかっているので強引に勧めてくる。

<30分ほど自主規制>

というわけでスマホを見つけてくれてホッとした。

支払いもチップも終えているのでお礼はいいだろうと店をあとにした。

メニューにも何もないしオンヌットにその手のマッサージ屋があるとは思わなかった。

あとシャワーに貴重品持ち込める状態でなかったのでカードをスキミングされていないかは少し心配だ。

昨晩にもいえることだが。

12時を回りお腹が空いたのでエカマイの駅ビルに戻ってきた。

そろそろこのショッピングセンターの正式な名前を外に出て確認しなくちゃいけない。

一階で日本食どれにするか探してまたかつやにするか幸楽苑でラーメン食べるか悩んだ末上のフードコートでシーフードパッタイを食べた。

フードコートの中では70バーツと少しお高めだけれど癖のないおいしいパッタイだった。

自分がタイ料理で安心して食べられるのはパッタイ、カオマンガイ、ガイヤーンだろうか。

食事してドリンク飲んでいたら喉が痛くなってきた。

寝起きなら乾燥のせいかも知れないが昼過ぎて出るのは風邪の初期症状。

ショッピングセンターの乾燥のせいかと一旦外に出たが鼻水まで出てきた。

タイに風邪なんて無縁だと思っていたら湿った咳をしている人がいたのでゴホッと聞こえると逃げるように離れてた。

それなのにまさか感染されるとはついていない。

睡眠不足も影響していそう。

葛根湯なんてこの国じゃ売ってないよな。

風邪薬もないし手持ちにあるのはロキソニンくらい。

あとのどヌールを日本の風邪予防に持ち込んでいたのでホテルに戻って定期的にうがいの代わりに使おう。

周りも温かいのでエアコン控えめで体温下げないようにして免疫力で押さえ込めればいいのだけれど。

ホテルでうつらうつらとしながらのどヌールをしていたら少し寒気が出て来た。

熱を計ると37.1度と微熱が出ている。

初日の持ち物リストに書き忘れたが念のため体温計を持ってきた。

まったくこんな暖かいタイでも風邪引くバカだと思わなかった。

気温は29度あるようだがエアコンを切った。

免疫力が落ちている。

滞在はあと4泊残っている。

早めに切り上げるとするとスクートは便の変更ができないチケットなので別の便を新たに取り直しだ。

悪化したら背に腹は代えられないので帰国するしかない。

明日安静にしたいが今回の旅行で唯一の予定があり移住者に会って話を聞くことになっている。

さすがにこちらから依頼したことなので相当悪くない限り行かねば。

それにしても外がうるさい。

祭りのように騒いでいる。

ここはカオサンかよ。。

体調が良ければ見学するんだけれど喉が痛くて鼻水が出て体がだるい。

だるいのはマッサージなのか風邪のせいなのかはよく分からない。

一つ言えるのは喉の症状から他の風邪の症状が出るのが異常に早い風邪だ。

通常だと喉が痛くなり翌日に鼻水そして夕方に熱というペースなのだがそれが一気に襲ってきている。

タイ特有の風邪なのか、夏風邪だとこんな感じになるかも分からないがスピード風邪なので明日にはどの程度の症状になるかわかりそうだ。

そこで翌日の症状から早期帰国するか決めることにした。

ロングスティしていたら風邪をひくこともあるのでその前哨戦と考えよう。

駅のレストランなどに行くのもだるいので宿泊施設の1階でカップラーメン買って食べて寝ることにした。

寝ていると大きな歌声と歓声とパフパフっていう鳴り物が響く。

祭りっぽい。

これ続くとヤバイぞと身構えていたが20時過ぎには静かになったので助かった。

移動した駅

10日目


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